ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


2007-01-01から1年間の記事一覧

ずっと誰かが 僕を 探して いる はず なのに 僕は この僕は 目を開けるのも 指すら もう ずっと 誰かが 僕 を 探して いる はず だった のに 僕は この頭が 甘辛い情報 で 腐っていく 事に気づく より先 か 偶然 が先 か いつか 誰かが 僕を 見つけて くれた…

ロマンティックでありたいならば、クローズダウンすればいい。

恐らく僕が言える事は 僕という存在、この性質、現象は 概念や既存としての理由などではなく 誰かの興味が構築したという事実だ 誰かが好しとしたのだ むしろ僕というものを取り巻く之自体を そして曰くありげに僕らが逆算し 其れに従順な結末を用意する な…

「あの子は口で指輪つけた」「其のとき僕は彼女に恋をした」

ナイフを落として足切って 拾おうとしたら猫が来て 手を伸ばしたら逃げてった 黒い黒い真っ黒な猫 手錠の真似してるうちに一日は終わっちゃって あの子眺めているうちに一日は終わっちゃって 煙草吸いためてるうちに一日は終わっちゃって どうすりゃ時間を使…

m out ukar eta.

彼女はとても優しい子で 何度も好きだと言います 嘘つき 愛があふれてしまう! 毎日の幸せを実感せざるを得ない 孕ませるだけで終わりだろ? 人間は皆好いやつだ 好ましい とか言えば優しくされる? それぞれが皆自由だから 何でもかんでも幸せになるんだ 平…

泣いているのは恐らく僕ではないと推測する。

幸福の先は終結するか 苦痛の先は意味に満ちるか 全てが色あせて詰まらないただの現象に過ぎないことを 気付いたときの悲しみと言えば 一度目の前が急に真っ黒になり 其れが一瞬で同じ姿を現す 多くのものがそうであるように恐らくこの連続を僕は 恐怖の根源…

衝撃は白い。

物語は僕のもの 幾つかの思慮など 消えてしまえ 消えてしまえ! 僕が語りたいのは常識でも教訓でもない ただ僕が感動しうる陳腐な感情だ 人が人として生きている以上不可欠な 自分の在り処を明確にする感情だ 愛情だって僕のもの 大凡の表現など 必要ない 必…

神は幾億の奇跡の元に僕を作り出されました。つまり奇跡の元に生まれ

恐らく僕にはやらなければいけない事があって 肉体も精神も其れの後付の現象に過ぎず 時間制限の元に達成すべきものであり 外的情報に適応した後補完される物に違いない 僕の情熱も感情も思想ですらも 其れのためだけの幻覚に過ぎない なぜならばそれらを確…

ペースが戻りつつあります。

多くの僕は不精者であるので それに気付けば悲しみにくれるよ 僕が発する不快な腐臭を 指摘されても一言も言えず 切れ込まれた筋が楽譜みたいで 私は好きだと笑った彼女の潔さに救われ 叙述のトリックに踊らされ 遂には信頼まで失ってしまったけれど 「正し…

技巧など凝らせずにいる僕

僕は知っている この世の中では生き辛いと 様々な苦痛が貴方を襲うでしょう 膨大な孤独が貴方の判断を鈍らせるでしょう 僕は理解する 知識など役に立たないと 様々な貴方の言葉は無視されるでしょう 膨大な貴方の思想は人々の拒否で簡単に溶けるでしょう 僕…

彼。

優しいの彼 だから愛されているのいつも なのに彼ったら そんなことに気付きもしないで いつも辛そうに苦しそうに ひざを抱えているのです だから私だけ こんな私だけだけれども 彼を愛そうと思って決めて こんなにも傍にいるのです 彼は優しいの なのに彼は…

無題。

今日帰り道で 鳥の死骸を沢山踏んでしまいました 僕の地獄のため 思い出に縛られる練習をしています 人間って意外と 皆類似して馬鹿で仕方がないと思います まとめですが 物理的に夢も希望も存在しません 「落ちた先のコンクリート」

久しくお目にかかります。

そうです。僕は僕であって完全な僕ではない、情報体における僕、名称としてあげるならば。 鉄です。 ひどく皆さんのお目にかかれず、誰の目にも触れず、生きることすら叶わず今まで僕は存在すら不確かでした。 しかし今日はお久しぶりです。 なぜ驚くのです…

思い出した。

僕は酷い人間だったな。 本当に酷い人間だった。 みんな、ごめん。僕はとても無神経で人の気持ちが汲み取れないまま平気な顔をしていた。 僕が笑っているのを信用しないでください。 現実世界ですら擬態です。 ホント、みんなごめん。 そう、悲しい とても悲…

きえた。

ああ。きえた。 僕の言葉が全て消えてしまった。 だめ。 熱量が。 きえたきえた。 きえたよ。 id:wazuraiが嫌いになりました。 惑わせている! 静かに確実に猥雑に強力に この今のこの之そう詰り貴方が 僕をこうやって今も現にこうやって殺そうと目論んでい…

少しずつ。

前のペースに戻していこうと思います。 かつ、作品のレベルを下げないように気をつけなければ。 直接的かつ自由。そして全てに束縛されている僕の。 そんな。 昨日大切な人に 嫌われてしまいました 僕はがんばったけれど 嫌われてしまいました 優しい言葉で …

抽象的な、僕ならば

抽象的な 僕ならば 目クラに憧れ ズに済もう 抽象的な 僕ならば 月夜の太陽 轟々と 抽象的な 僕ならば 好きなあの娘を 好きに成れ 抽象的な 僕ならば 汚れた右手を 恥ずことも 抽象的な 僕ならば 黒く淀めど 白けずな 抽象的な 僕ならば ああもこうもと 泣き…

アンジップ

真っ赤で黒いこの世界 ついにグラグラ僕までも 化け物たちが死んだから 両手を叩かずいられない 緑の肌の女の子 物をねだれば好いと言う だったらチョコになってから 剥けだす歯茎を甘噛んで 地獄のような風景だ 生理を迎えた赤ちゃんは ませた言葉で目を閉…

可愛い可愛い可愛い可愛い

優しくするから 噛み付いたりしないからさ 大事にするから ちゃんと忘れないからさ だから頂戴、僕に頂戴 一度でいいから触らせて だから頂戴、僕に頂戴 一度でいいから遊ばせて サボったりしないから 死なないようにするからさ ちゃんと一緒に寝るよ 飽きた…

ああ、ああ、あああ

薄暗闇の部屋の中で 何かをしようとすると 何一つうまくいかない 何一つうまくいかないのです 考え事の最中は それだけで動けずに 考えてばかりだけで 考えずにはいられないのです 故意に落ちた感動に 震え始めたら最後 目玉も震えてしまう 目玉も震えること…

愛想のよい彼は消え 蛮人と処女と同じ空 微笑んだのは女神か夜か 果ては夢魔の静けさか 水面をすする妖精は 漆黒と名づけられし欠如に 確かに上手に遊び笑む ワルツと共に狼と共に 墓場へも等しくなそれ 守衛は夢の中で娘を抱き 彼女のイジラシイ寝顔にキス…

恐怖にて

夜は自由であります 僕に於いては専ら 一抹の恐怖に打ち勝つか否かの 瞬時の思考の範疇に左右されるのです 其れはよもや解離性で 状況に依ったもので 敵意においての僕は幸せ 妄癖の僕は無残であるのです 夜は自由であります 光見えぬは一層 其の王に君臨で…

嘘と僕

嘘を吐いてきて 僕というものが 其れになりました 曖昧な境界にて 嘘を吐いてきて 僕というものが 其れになりました 見えぬ紫陽花の果てに 嘘を吐いてきて 僕というものが 其れになりました 一層青く沈む道 嘘を吐いてきて 僕というものが 其れになりました …

お久しぶりです。

覚えていますか、僕を。 さて。たまった奴を。

感傷の友人は空を飛ぶ。

「意味さえ持たないわ」 「いや、今丁度売り物になってしまったよ」 「ならばなぜ」 「あなたはきっとそんな僕がつまらないだろ。そう信じていたから」 「苦しいとかそういう事をねぎらう?」 「そう先の事ばかり言わないで。ただここにいたらそれで」 「あ…

お久しぶりです。

何度とも無くこのたぐいを言述し続けて来た気がする。 僕は元気です。とてもとても。 どうしても聞こえなかったらどうしようかと不安に苛まれている毎日です。とてもとても。 面白い事は沢山有るのです。 それに僕がどれだけ反応出来るかです。 凡庸な僕です…

あはは。

またもやの登場です。 皆さん覚えていてくれたかな? はは。 はははは。 どうだ、とても綺麗に風景が見えるだろう。 その景色がきっと君には正しいんだよ。あ、僕か。 だからこの光景を見続けようじゃないか。 ねぇ? そのほうが楽しいよ。 楽しいのが全てだ…

想うのは悪意のみならば。

「かくして物語は」 「かくして物語は」 (平行線) とどまらない。 とても酷く疲れた。 君を待つのは つまりは過去の断罪 君を待つのは つまりは様々な領域 夢の中 本能を活動とする 夢の中 自尊心は満たされる 断罪を待つ 人の子として生まれた 領域の中 か…

子守唄にさようなら。

「これ以上何を望みましょう。」 「そう、何だってまずは今あるものの言論化から。」 「闇も光もただの現象に過ぎないわけで。」 「後付のイミね。でも言葉から生まれるものばかりだから仕方ないよ。」 「ピアノを弾いてみたい。うまくできるかな。」 「言葉…

秋も冬も春も夏も

僕にはもはや二度と来ない。 だからだれか優しく声かけてよ。 抱きしめてよ。 好意を寄せてよ。 好きだといってよ。 もういい。 そんな戯れさ。 全て戯れ。 意味なんて無いさ そういう君が まるで羨望で まるで強がって だからならないと そう気づく僕 だか…

間違い探し。

見つけるのは容易い。 問題は見極めるのが。 何が何を基準に何のために構築するのか。 其れが問題だと最近少し思う。 全て悪循環する時の最後の夢。 はかない幻想。 何よりの願望。 行動原理なるものに 興味を何気なくなって 考え初めて見るけれど 何はとも…