ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


神は幾億の奇跡の元に僕を作り出されました。つまり奇跡の元に生まれ

恐らく僕にはやらなければいけない事があって
肉体も精神も其れの後付の現象に過ぎず
時間制限の元に達成すべきものであり
外的情報に適応した後補完される物に違いない


僕の情熱も感情も思想ですらも
其れのためだけの幻覚に過ぎない
なぜならばそれらを確立たらす条件が何より
自分が最も信じうるもので無ければならないからだ


痛みも苦しみも恐怖ですらも
方向を修正する警告に過ぎない
全ての人に共通した其れが存在するように
しかし独自としてそれぞれが持っているように


恐らくこの湖は何もかも自分のように映すから
満月も少女も貴方が水を飲むときですら全て
まるで自らの姿が其れを作り上げたかのように振舞うのだ
ただ僕は、いつか映り切らぬ何かが現れるのを只管待つ




「初期の結論」