ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

才気の密造 紅塗る少女 混在なpray 永く想うよ 違える訣別 恋した残滓 気高い苦悩 多く捧ぐよ 不実の哲学 夜照る情緒 暴悪なstay 深く望むよ 否める竜胆 黙した自由 詮無い讃美 弱く偲ぶよ 「甦生詩」

謝罪。

諸事情が延びまして、今日も詩作できそうにないです。 本当に申し訳ないです。 明日か明後日には書けると思います……。 詩の感覚を失わないうちに復帰したいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

すいません。

今日から二十六日まで、諸事情により詩を更新できません。 二月はこんな事が続いて申し訳ないです。 また書けるようになったら、作品投稿によってお知らせと代えさせて頂きます。 どうぞ何卒よろしくお願いいたします。

+の萌芽期に 人は過信して 不穏な叡智で 真理を騒がす 切望に因果を 血飛沫の罰で 誠実が醒めて 甘く吐精する ?の無垢性に 神は悲嘆して 苦難な奇蹟で 古塔を偲ばす 実存に愛撫を 多胎児の幸で 退屈が老けて 粗く掃除する 「Ω装置」

井戸の底で 偏見を病み 君は真昼も 亡霊にする 絹の秘匿は 暴悪で掘り 薄紅差した 憧憬を裂く 獅子の腹で 静穏を詠み 僕は回帰も 親密にする 蔭の流転は 神性で織り 臓物模した 哀惜を吐く 「永い掌編」

泪の不時着に 君は声を弱め 可愛い怨嗟で 浄く依存する 辿った体温に そっと甘噛む 縫目は裂けて 追憶が溢れる 鏡の異教徒に 僕は嘘を求め 根深い懺悔で 遠く仮想する 終った幸福に ずっと微笑む 台詞は融けて 口実が溺れる 「歪んだ引力」

童顔な春が 困って笑む 君は告別し 花香を残す 潮風は気儘 奉仕する嘘 死兵が祈る 平静の毛色 混紡な恋が 燈って惹く 僕は占星し 奇蹟を想う 村雨は一途 手櫛する夢 魔物が渉る 再誕の至福 「美なる瞳」

貴方の戯言に 業を望む私は 穢れた崇拝で 重く執心する 私は才で病み 必然を考える 不実が淋しく 憐憫も叶わぬ 貴方の暴慢に 天を嘆く私は 潰えた告白で 弱く虐殺する 私は裡で泣き 永遠を企てる 古銭が冷たく 大罪も宿さぬ 「神の仔」

野蛮な舌は 冒涜を嗜む 初恋の花が 枯れる程に 過誤の骨を 齧って疼く 心は深淵で 断絶に罹る 多感な指は 切実を苛む 旋律の熱が 熟れる儘に 慈悲の肌を 触って靡く 命は前線で 概念に還る 「血の御業」

盗んだ煙草が 正論に燃える 遺灰は舞って 蓋然性を護る 隔絶地で説く 神を裁く亡霊 木魂が秘めた 反転する妄言 貶した映画が 禁則に老ける 通話は発って 平行線を渉る 尊厳死で往く 罪を磨く恋人 本音が魅せた 点滅する善悪 「ビロード」

星の遺稿が 落下した街 美しい地獄 静謐な滅亡 語る詩篇は 予言の寓話 至福を綴る 聖なる火焔 罪の不作が 悪化した春 忙しい慈愛 残酷な恩恵 薫る叡智は 奇蹟の末路 苦悩を祈る 真なる自律 「ブラウン管」

道端に咲いた 敬虔を捜して 気儘な旅人が 裸足で廻った 景色は流線型 砂の声を知り 遠く深む空が 微かに笑った 惜別に点いた 勇壮を逃して 誇大な王様が 詩想で睡った 活字は浄福性 闇の痕を去り 永く掴む夢が 密かに叶った 「恩恵論」

旅。

今日から日曜日まで、少し旅に出て、詩作ができません。 楽しみにしてくれる人はすいません。 月曜日にはまた復帰しますので、宜しくお願いします。

義憤の瞳は 亡ばぬ嵐を 裡で廻らせ 残忍に視る 屠った猫に 墓も造らず 悪食好んだ 神の怠惰を 覚悟の刃は 結ばぬ病を 芯で燈らせ 冷血に斬る 縛った匣に 罪も祈らず 強欲刻んだ 人の汚穢を 「聖き修羅」

星の雨宿りに 目頭が燃える 甘美な引力を 根底で悟って 廻る夢を観る 神話の安楽死 煌く恋で編む 罪深い詩劇よ 闇の花盛りに 哲学が癒える 穏和な終末を 聖域で想って 燈る街を去る 汽笛の鎮魂歌 瞬く嘘で富む 心無い銀河よ 「オリオン座」

小皺が語る 福音な君に 地獄の底で 眩しく頷く 永い厭世に 破滅の渦巻 僕は忘れて 空白を編む 夜霧が悟る 天国な君に 神坐の陰で 愛しく呟く 浄い東雲に 裸足の初恋 僕は薄れて 再会を詠む 「輪廻想い」

棄てた憧憬で 失せる愛液に 贋物の吐息は 追憶を殺すの 目蓋の暗闇に 溢れる青春は 実存した恋を 残光で描いた 冷えた汗水で 融ける幻想に 喪失の寝癖は 人生を保つの 乳房の心象に 潰れる弱虫は 停滞した嘘を 朝露で洗った 「ジルバ」

詩の哲学で 暴れる鬼は 僕を模って 苦痛に触る 古い警笛が 嘆く疾患に 寵愛は捩れ 獣を育てる 美の偏見で 溺れる神は 君を偽って 毛布に潜る 聖い便箋が 孕む欠損に 残照は薄れ 鎧を与える 「安全な闇」

困難な頭蓋に 音感を詰めて 孤独で憶えた 六弦が吼える 逃亡兵の血が 旋律で色付く 銀河系は鳴き 天国を揺する 前衛な詩性に 問題を秘めて 空虚で鍛えた 妄言が煮える 赤信号の尾が 痛覚で息衝く 死化粧は咲き 絶望を撫する 「ノイズ」

噴水は怨み 暗鬱を謳う 易い歓喜が 隷属に果て 苦痛は薄く 精気を偲び 静謐の色が 残虐に散る 灯台は嘆き 原罪を示す 荒い希望が 憐憫に満ち 理想は脆く 固執を喘ぎ 幸福の癖が 歪曲に照る 「心象自殺」

電柱の兵士が 平和に勘繰り 釜猫は多剤し 手首を刻んだ 牡象が暴れて 児童を肉にし 粗雑な演奏は 青年の欲望だ 狂信の夜鷹が 汚名に千擦り 野兎は自尊し 美品を怨んだ 沢蟹が隠れて 非道を性にし 気鬱な鉄道は 天空の悪心だ 「深淵の賢治」

怨嗟の墓に 故里を去る 身軽な嘘が 街で喘いで 祖は形骸し 理屈で黙る 静物の恋を 違える儘に 奇蹟の膣に 梅毒を知る 孤高な猫が 舌で偲んで 児は散漫し 自由で廃る 神託の雨を 厭える程に 「無頼の壇」