ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

聖歌が脱色し 知恵は震撼し 相違の統合を 適切に去った 名目の噴火で 烈しく毟れば 未練な秘説を 骨は摩耗した 大意が絶頂し 死期は沈没し 等価の総督を 散漫に照った 風葬の眩暈で 空しく量れど 卑屈な微塵を 繭は保育した 「野蛮な鼓翼」

裸足の街で 惨い不吉に 併存しては 魅惑を僻む 真理の意図 甘い細胞よ 蒼白な親は 運針に縋る 魔物の墓で 古い無欲に 迷想しては 秘訣を磨く 隠喩の指揮 慧い哀憐よ 温熱な空は 推敲に唸る 「神擬き」

花火の色気は 淡く抱合した 貧困を会得し 憂目に耽って 器質の着服は 正しく喚起し 黒い追想にて 答申を蹴った 因果の白痴は 細く暗転した 遠望を否決し 封鎖に移って 知覚の狂熱は 哀しく対置し 強い空見にて 蛍光を盗った 「玉稿の紅」

黒人の嘘が 安息する殻 暗い恩恵で 英傑を煙る 正義に廻る 眩しい細密 師範の森が 道糸なのだ 運星の粉が 壊滅する雨 重い空言で 賢徳を抉る 冥土に迫る 淋しい満足 猛威の霜が 膵液なのだ 「ルーザー」

【告知】第二十五回文学フリマ東京。

に出店します。 11/23の11時から17時の間に東京流通センター第二展示場で行われる文学同人誌を売るイベントです。 そこで新刊の同人誌「禁則の詞」を「サークル名:煩文庫」で販売いたします。 僕の美型詩を「恋、憐、死、詩」をテーマにして纏めた一冊とな…

異星人を煮た 難解な哀詩に 穏和の年月は 脳で永続する 末路の広告は 苦しい無実で 未定な描絵を 研磨が廻った 肉細工を射た 悪辣な仲間に 音色の恩恵は 駅で悩乱する 講話の慢心は 空しい勲位で 過密な味方を 明視が削った 「臓腑の正気」

渋き陳腐は 唐突に去る 睡魔の露が 精製されて 迷信の炎を 反駁する森 不正な虫は 埋葬し光る 近き神秘は 惨悽に盗る 通理の砂が 摘発されて 法則の妾を 黙認する浜 無欠な淵は 擯斥し護る 「万物の私情」

砂漠は拘置し 枷を創建する 神聖な啓発に 訓話が退って 叡智の嘆息で 強く愛惜して 温暖な哲理は 隠逸を契った 湖畔は再起し 空を改革する 勁烈な新鋭に 隙間が腐って 大器の永遠で 甘く追考して 適確な音詩は 鎮静を祈った 「マクトゥーブ」

創造の芽は 慧い夢精で 耄碌な詩を 邁進し迫る 天恵が生り 認知する種 辛い熱論は 沼の等差で 迷訳の祖は 惨い嗟嘆で 深奥な喪を 洗礼し祀る 難問が照り 大破する庭 睡い追懐は 歳の縫目で 「錬金の心音」

風見鶏は照り 強く訓導した 綺麗な体温に 鎮圧が嶮しく 難解な甘さは 胃液まで煮て 捏造の絵具を 嘔吐する野花 鉄格子は刈り 黒く追罰した 多感な金星に 喧騒が近しく 安穏な永さは 認知まで凍て 詠物の粘土を 濃化する乙女 「弱き共犯」

窓が凍結し 正しく毟る 脆い追認に 低落しては 産卵する泡 偉大な喪失 舌を応諾し 択んだ水滴 棘が蔓延し 空しく辿る 辛い黙殺に 命名しては 哀別する皿 粗悪な韻文 鬼を新生し 雪いだ英雄 「忌む筋道」

烈しき舞姫に 未来が秘蔵し 布告の無菌を 明知で変じた 遠地の公理は 苦悩に育成し 迂回する岸で 邂逅を追った 眩しき花色に 碑文が魅惑し 夢想の不貞を 閉止で免じた 行使の煙霧は 威嚇に薫染し 棄権する裡で 恩恵を刈った 「孤独心中」

翅は紅葉し 暗く復した 放逸の神を 際に罷免し 富が挨拶し 怨言の貞操 種は旺盛で 因子を積る 琴は配線し 深く狂った 感性の星を 昼に寄贈し 肢が統制し 転倒の永存 音は卓抜で 津波を祈る 「アート」

毛糸は試算し 淋しく曇った 陽炎の数値を 咳で校閲して 俄かに音律は 栄光を内示し 脳裡の哀願で 陰性が睡った 森羅は懸想し 苦しく悟った 水煙の乖離を 腰で精製して 愚かに肉塊は 難燃を演技し 安置の能動で 年月が至った 「偏心の帰結」

無欠な飴は 怨恨で実り 明知の尾を 育成してる 不偏の殻が 空説しても 細い均整で 厚遇を省く 安易な鞭は 密謀で抉り 重荷の芽を 黙殺してる 仮想の冬が 変改しても 聖い包摂で 敗戦を好む 「落花回廊」

深雪の栄華は 淡く盛装して 素敵な淫戒を 恩怨で攫った 等しく退屈な 蓄膿症の葉は 舟の追伸さえ 吐息を奉じた 英断の審美は 狭く暗躍して 偉大な水滴を 裁決で犯した 正しく貧困な 半影蝕の血は 罪の紛失さえ 本意を投じた 「自然永別」

初産の端で 放置した雨 甚く憤慨し 永劫を経る 深奥な庭は 懐く性善で 幸の縫目を 念慮してる 背景の裡で 暗視した骨 古く隠顕し 変節を得る 肉厚な霜は 荒む難題で 主の才気を 先取してる 「天啓の尾」

失言した鳳は 永劫に再生し 凄絶な因子を 暗躍し雪いだ 稚拙な火焔に 刑戮が燈れど 正しい口吸は 荒野の追行ぞ 臆想した屍は 細心に閲読し 陰性な征路を 推察し遊んだ 苛酷な智能に 統制が煙れど 苦しい体熱は 月日の勾引ぞ 「不在の温覚」

可愛い花は 貧血なので 綺麗に深く 抱合を配る 穴が逃亡し 高く唄えば 餌を追視し 転生するぞ 歯痒い神は 混紡なので 不安に聖く 空説を屠る 富が挨拶し 薄く託せば 月を液化し 温存するぞ 「ファイン」

砂金の言葉は 苦悩に衰滅し 真摯な規約で 開扉を迫った 鳥蔭が哀憐し 愛しく辿れば 近くの嗚咽は 嘘を通奏する 琥珀の逆児は 酔夢に薫染し 禁忌な詩想で 摂理を翔った 雨粒が盗作し 正しく祈れば 多くの智見は 罪を裏書する 「漆黒の華」

盾の王様は 絵に沈濁し 強い歌屑を 遺風で摂る 満足な剣は 苦悩の峰に 眩暈を築き 開智してる 檻の旅人は 血に永存し 薄い月影を 吐息で射る 健全な幕は 未来の雲に 季節を恵み 黙示してる 「逆さの善」

星空を積分し 淋しく食んだ 秘密の心理が 衰退するまで 鎮魂歌が軽き 奇蹟の短翅に 月日は君臨し 構造を説いた 精液を翻訳し 烈しく咲いた 至幸の火花が 復元するまで 角砂糖が近き 胎仔の禁忌に 口輪は痛哭し 統率を混んだ 「再誕の苦境」

風邪気味。

風邪を引いたみたいなので、今日の作詩はお休みします。 体調治り次第再開致しますので、宜しくお願い致します。

鉄の肺臓は 深き嘆息で 遅鈍な火を 方正に摂る 綺想曲の舌 淋しい久遠 軽易な生死 推敲を翔る 灰の哲学は 高き紛争で 卑屈な血を 特段に彫る 色視症の胆 苦しい瑣末 正規な権利 解読を退る 「密室の仔」

空風が屠った 烈しい喧騒は 器官の悲鳴を 筆で訓育した 名前が甘くて 色は妊娠する 睡たい負目で 悦楽を昇って 星粒が薫った 嶮しい反駁は 被害の気炎を 釘で奮闘した 愛顧が永くて 庭は隠蔽する 重たい値打で 能動を抉って 「浄福の沼」