ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

愛護で諾し 動哨で捺して 空の放棄は 波源を浚った 朝餐の虚は 堅果を呈して 厳行を面し 冥利を擬した 大悟で握し 殴傷で度して 洞の想起は 瑣言を祓った 強酸の著は 天下を刑して 綿亘を眩し 凝離を魅した 「深遠の錠」

未詳の膣は 挺進を銘せど 変化で験し 気概を表した 産生の学で 号火を蘇せば 導管を臆し 安康は黙った 致傷の密は 迷信を訂せど 懸架で偏し 被害を供した 巌栖の柵で 葬歌を護せば 王冠を毒し 断虹は余った 「不穏な役」

壜の正気は 石膏を弁じて 転義の悦に 逐字で淫した 片思の税は 慈顔に貧して 猟の教護で 結果を令した 芯の病鬼は 別項を煎じて 演戯の鉄に 幾時で賃した 前志の兵は 悲願に陣して 凶の了悟で 劣化を刑した 「育む拍子」

晩照の圧で 往信を牧して 後記を蘇し 讃詞を抱えた 玄理の駅で 異性を艤して 治験を表し 平衡を訂した 暗礁の罰で 亡親を臆して 創起を濾し 敢死を栄えた 垣籬の劇で 犠牲を慰して 丕顕を弔し 抵抗を聘した 「高き小差」

破線の舵で 更衣を歩して 往古の森で 満稿は明けた 美装を擬し 原語を便じて 咳の添加で 長剣を証した 化繊の恥で 抱囲を鼓して 猛虎の檻で 暗窖は負けた 義爪を尾し 弁護を減じて 敵の選果で 小圏を弔した 「鋭き不熟」

稗官の穴は 横禍に誇って 様相を刻し 活気を訳した 沈毅の章は 鮮血を呈して 芸の善果で 自足を擬した 哀感の花は 放課に興って 厚葬を浴し 躍起を攪した 心悸の蝶は 転結を征して 贅の減価で 儀則を辞した 「浮雲の浪」

口の通貨は 懲悔を供して 一矢の暇は 腐植で飢えた 頭甲の具で 強姦を蔵して 要説を奏し 枢機を結った 槌の空過は 教戒を弔して 筆紙の今は 雨食で増えた 愚行の図で 贈官を号して 操節を擁し 憂喜を吸った 「罪人の礼」

舗装の横で 役者を博して 満限の弾で 徳化を目した 脱棄の才は 愴然を毒して 往時を牧し 蛮行を握した 予想の鉾で 拍車を訳して 単元の儘で 黙過を督した 撮記の題は 同前を則して 亡児を臆し 安康を縛した 「儚き作品」

握手の殻で 功績に臆して 謀計を毒し 題下を縛した 草稿の洞は 拝官に際せど 眼精で坐し 雑肥を号した 確守の粗で 往昔に剋して 同慶を牧し 売価を諾した 砲腔の空は 彩管に敗せど 残生で賀し 合否を蔵した 「ロマン」

墓の愛嬌で 恩恵を掘って 目測の友は 対語に負けた 口気の外で 酸欠を姦して 抜歯で諾し 同船を忘じた 垢の背教で 本刑を織って 督促の桃は 迷子に長けた 総記の琴で 汗血を算して 脱脂で縛し 防戦を動じた 「刻む歪曲」

神の暗香は 嘔気を刻して 童心で歩し 配位で諾した 徳の暴威は 万感で託して 削器で慢じ 妄想を則した 網の寒光は 好機を臆して 方針で度し 題意で博した 僕の当為は 単館で縛して 末期で散じ 葬送を沐した 「世の強度」

腰の放火で 拝絹は会して 再帰を帯し 洞悉を蘇した 眼孔の財は 造機を号して 同職を牧し 売価を脱した 星の浩歌で 懐剣は敗して 大気を裁し 喪失を吐した 残更の害は 拷器を蔵して 望蜀を毒し 題下を罰した 「薫る不全」

名花を演じ 如何で魅して 既済を表し 閉蔵を験した 蝶児を賞し 性交を挺せど 紅の前後に 仁善を尾した 栄華を免じ 未完で医して 非才を供し 恵贈を貶した 勝事を弔し 定稿を制せど 銭の弁護に 憫然を辞した 「飴の途方」

妄覚の琴で 回視を護れば 他薦の様で 装花を停めた 豊肌を捺し 愛好を発せど 断種の剤は 増刷に毒した 口角の許で 昧死を鴨れば 左遷の弾で 等価を染めた 嘔気を歩し 廃校を圧せど 斬首の題は 洞察に属した 「ロヴ」

獏の半生は 芳辰を忘じて 冬芽に動じ 大凶を託した 下乗の席で 神我を吟じて 字間を供し 権威を絶した 箔の万世は 亡心を焙じて 童画に投じ 胎教を諾した 施錠の劇で 銀河を信じて 機関を状し 善意を結した 「高級の瞼」

遠き王冠は 哀歌を託して 慢渉を欠き 混在を模した 想起の洞は 薄倖を浚って 眼疾を題し 同仁で伍した 多き盗汗は 大火を握して 感衝を蒔き 問罪を濾した 宝器の空は 作興を祓って 暖室を害し 拷訊で度した 「覆る血肉」

頌歌を状し 前項を征して 往信の鳥は 太始を握した 乃至の旗で 宝鑑は残って 顕賞の黥で 銀貨を期した 情火を抄し 千行は贅して 蕩心の檻は 哀詩を託した 稗史の鉈で 納竿を誇って 現象の刑で 槿花を艤した 「フォール」

君の未進は 明記を刑して 散光を圧し 横禍を沿った 変化を敵し 致傷を表して 毒の紡機は 万感を諾した 耳の帰心は 継起を銘して 暗香を撒し 挿架を追った 添加を僻し 卑称を寵して 僕の動悸は 断簡を縛した 「名残の基」

悪趣の鳩は 奉饌を捺して 存置に剋し 緘口を刺した 土壌を勒し 乱視は脱化し 探検の学で 拷器を吐した 拍手の痕は 鏖戦を歩して 根治に即し 鑽孔を科した 路上を毒し 弾子は落果し 眼瞼の宅で 投棄を護した 「暴君の掟」

高校を弄し 来観し姦せど 肝識の翅は 奉祀を吐した 因子の縞は 戦旗を演じて 前線の芸を 自傷し擬した 労功を寇し 回環し濫せど 範式の種は 透視を歩した 新紙の今は 怨鬼を煎じて 言栓の税を 偽証し辞した 「適応の窓」

吉凶の水は 名詞を敬して 配信に濫し 廊下を報じた 装花を臆し 哀歓で策せば 梃の念死で 人情を陳じた 密教の傷は 経伺を銘して 来診に叛し 蜂窩を老じた 横禍を則し 彩管で握せば 猫の天資で 枕上を任じた 「欝の風骨」

千思の駅は 依拠で資して 卵核を攪し 睾丸を聾した 合歓の脳は 内郭を賀して 聴許を状し 前史に挺した 遠視の咳は 死去で慰して 看客を落し 老顔を寇した 納棺の業は 外殻を済して 常居を弔し 天使に贅した 「ミニマム」

番外を諾し 瞳孔を牧せば 等価の洞は 叛心を帯した 詩巻の肝は 懸許を征して 芸の前哨で 定席を擬した 断崖を縛し 膀胱を毒せば 放課の虎は 短針を廃した 機関の霜は 占居を刑して 贅の現象で 行跡を辞した 「ナイフ」

面争を詠じ 異心で実れど 紅霞の獄は 含意を課した 題句の剤で 俗化に毒され 痴漢で賞し 専行を訂した 演奏を銘じ 未進で祈れど 業火の酷は 感移を駕した 罪垢の代で 読過に属され 屍姦で弔し 覘考を征した 「修羅の膿」

開室の箔で 宝石は転んで 異教の信で 生理を演じた 拳固の巾で 美相は艤して 模型の友は 怠忽を蒔いた 廃疾の核で 口跡は滅んで 思郷の韻で 栄利を詮じた 便壺の檄で 儀装は尾して 時計の桃は 埋骨を綰いた 「ビトレイ」

俗耳に則し 採鉱し坐せど 同前の徳は 単己に堕した 迷子の旗は 宝鑑に漏れて 鴻爪を臆し 哀史を飼った 即自に賊し 在校し刺せど 洞然の毒は 断固を足した 廃語の亦は 盲管に惚れて 往相を剋し 解屍に逢った 「リマイン」

星の向学は 乖離を量って 傍観の業で 眼下を罰した 乙の宗源は 歳時を洗えど 等候の毒で 段差に対した 腰の方角は 背理に罹って 強姦の茫で 万花を合した 卒の横言は 哀辞を浚えど 同行の徳で 嘆嗟を題した 「シェイム」

専政の駅で 允可を資せば 妊娠を着て 権衡は睡った 帆檣の種は 桃源を干して 売価を脱し 動径を忘じた 厭世の咳で 神化を医せば 謹慎を煮て 年功は煙った 短章の翅は 方言を賭して 題下を罰し 傍系を同じた 「悪き映画」

単騎の釜で 交合は透れど 悪心の欲で 扼守を炙った 挿画の洞は 発汗を浚って 万世の座を 造次で牧した 喚起の弾で 等号は氷れど 余震の奥で 握取を破った 奉加の空は 錯簡を祓って 残生の場を 亡児で賊した 「鹹き収束」

同慶を剋し 回鯉に諾せど 魔性の幸で 操觚は黙した 蟠結の剤は 造化を縫合し 等差の奥で 愛視を託した 後景を毒し 大理を画せど 左証の街で 猛虎は則した 残欠の灰は 包裹に贈号し 応作の徳で 太始を握した 「フレイル」