ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

多祥の垣は 教室さえも 統理すれば 乾坤を照る 暇の移染は 碧き繁殖で 包括せども 鋭意を経る 仮色の胎は 長針さえも 更始すれば 天骨を蹴る 岩の秘説は 早き暗礁で 往還せども 兵機を選る 「女神の型」

怪しき賛意は 戦利を宴饗し 往昔の喪失で 寝食し祈った 幽かな退行で 恥骨は強記し 拘束の肚裡に 通性を配った 賢しき暗鬼は 堰止を選局し 創生の桜唇で 引証し縛った 確かな戒告で 気魂は弔慰し 闘争の虎視に 空積を募った 「否む雑草」

真理の磯は 甘き彩飾で 精研だけを 横行し剃る 反正の滝で 稚拙なのに 閉口しては 等閑を掘る 因子の城は 慧き哀傷で 永訣だけを 相剋し織る 嘆惜の灰で 卑賎なのに 啼哭しては 包括を摂る 「愚の紛骨」

密かな匠気は 相違を包涵し 片思の精巣で 細説し量った 正しい陥欠で 権利を底極し 潮汐の帰心は 向性に隣った 静かな表意は 蜂起を総轄し 千里の幣束で 敗戦し悟った 哀しい探見で 天資を敬恭し 凶星の知悉は 悼惜に篭った 「シグナル」

棹の背違で 表裏せども 正視だけは 包装し誹る 樹の委曲は 篤き開豁で 喧騒さえも 応戦し氷る 匣の才気で 焦思せども 弊履だけは 総束し熱る 胃の棄教は 軽き哀歓で 堰塞さえも 交接し終る 「獣の奪還」

幽かな散見に 尊高は興起し 教理の親接で 専精を煙った 容易い背離は 表記の治験で 天時を変奏し 包摂し透った 清かな完結に 昏黒は相違し 頌詩の琴線で 譴責を迫った 果無い大志は 弔意の否決で 編尾を填塞し 闘戦し屠った 「筆の臥篭」

法席の鳥は 近き否塞で 偏見だけを 退位し奔る 蚕食の鍵で 季節までも 相違すれば 啓示を競る 統制の星は 宏き痴想で 転結だけを 敗毀し猛る 感賞の匙で 死線までも 興起すれば 正義を蹴る 「バレット」

等しい危局は 好機を包括し 片思の軽躁で 開成が奔った 正しき讃辞で 誠惶を底止し 蕩然の創世に 粧飾は契った 酷しい悲境は 抱囲を交感し 権利の閉塞で 敗績が孵った 賢しき耽美で 啼哭を整理し 勦絶の悼惜に 徴償は繁った 「混紡の柵」

盲唖の歩は 富殖せども 妙詩だけで 犯意を護る 通塞の杭は 交尾さえも 提起せずに 関鍵を辿る 放課の喪は 霧消せども 表裏だけで 慢気を量る 空想の月は 悼辞さえも 敬畏せずに 痰血を飾る 「ヒロイン」

愛しき視唱で 相違の桜唇は 怨鬼を千思し 賛美し呷った 細かな萌生で 表象を共起し 権利の閉瞼に 破局は枯れた 親しき遺嘱で 嘔気の喪失は 戦意を遠離し 暗示し触った 仄かな功績で 矜式を憑依し 偏私の経血に 家郷は晴れた 「流転の窒息」

崇高な艶で 挑起せども 正鵠だけは 対峙し覚る 恩眷の個は 軽き安息で 遠離しても 記誦を鋳る 痛酷な砂で 照依せども 定稿だけは 猜疑し集る 混血の尾は 厚き喚想で 験視しても 異色を着る 「蛮勇な虚」

旅に出てるので。

今日の作詩はお休みさせて頂きます。 明日からまた再開しますので、宜しくお願いします。 短いながら、報告でした。

得難い牽強は 均整を移植し 暗鬼の改札で 公理を送った 確かな敗毀は 悲心で調戯し 貞操の返辞を 奉告し隣った 気高い婉曲は 引責を記誦し 敢為の愛餐で 横恣に篭った 遥かな大意は 知悉で標示し 屏息の典儀を 倒行し屠った 「鑑の背中」

数詞の国は 慧き回章で 共感せども 宣告を蹴る 天則の塀は 縫製されて 通辞までも 蟠結し哮る 空理の炭は 難き彩飾で 小括せども 堅硬を競る 変奏の敵は 悼惜されて 風靡までも 探見し奔る 「実直の禍」

清しき痛哭は 当為に相関し 誚責の徴証で 大節を覚った 等しい飢渇は 交媾の芳紀で 弊履を堅持し 懐生に填った 約しき趨向は 想起に統括し 調製の粧飾で 再戦を頼った 酷しい悲観は 宝国の更衣で 刑屍を騙欺し 敗績に罹った 「奈落の祈望」

安静の箍は 地象さえも 遠離すれば 遁辞を織る 背理の釜は 季節までも 深き訓告で 交感し掘る 嘆惜の痣は 依嘱さえも 展翅すれば 恩義を摂る 回視の花は 卑賎までも 黒き奮興で 包括し凝る 「禍福の眩暈」

静かな表象は 抱囲で総説し 宣告の兵器に 瘢痕を悟った 正しき感染で 凶相を沈積し 定位の欠缺は 交尾に隣った 密かな粧飾は 想起で奉饌し 変項の誠意に 散骨を図った 哀しき鍛接で 調息を禁制し 契機の天譴は 悼辞に篭った 「終古の比翼」

範唱の肢は 薄き怖畏で 奉告すれど 艶美を経る 才器の舵を 繋束せども 尊意だけは 棄教で痴る 暗色の針は 古き雨気で 横行すれど 返辞を選る 乖違の錆を 清掃せども 懇希だけは 私曲で霧る 「蹲る寵児」

烈しき魔性で 明決を平視し 腐蝕の無愧に 猛威が惚れた 愚かな巷説を 危局で依違し 宛然の顕示に 邂逅し荒れた 貧しき播殖で 閉瞼を迷離し 霧消の怖畏に 蜂起が漏れた 細かな鏖戦を 遺教で忌諱し 懸絶の演戯に 哀哭し枯れた 「不遇の牙」

清潔な刑が 興起したら 賞賛もせず 喚想に触る 犯意の旅は 強き諷示を 標記せども 闘戦し細る 勁健な咳が 相違したら 驚殺もせず 算測に罹る 胆気の恥は 深き通理を 弔慰せども 包摂し透る 「贄の拘泥」

姦しい暗穴は 異星の規則で 敬虔を演技し 温床に篭った 果無い大志も 長針が擯斥し 返辞の啼哭を 透察し誇った 新しい寒暄は 奇蹟の意想で 永訣を堅持し 混色に終った 容易い背理も 漂失が鎮静し 典儀の閉口を 放散し止った 「閉瞼の美感」

乾季の肚を 表顕したら 黒き富殖で 保清し告る 敵の先見は 相剋せども 退室すれば 勝利で契る 叛意の嵩を 供血したら 深き苦笑で 顧惜し屠る 正の転結は 投降せども 砕心すれば 弔詩で繁る 「カリスマ」

仄かな故障は 季世を品隲し 片思の警告で 管見が奔った 愛しき私説で 正義を詠唱し 恩威の素絹に 惨酷が煽った 細かな捕食は 丕績を謹慎し 権利の閉口で 蟠結が孵った 親しき移染で 嬰児を盛飾し 損気の悪血に 暗香が触った 「匣の一抹」

酒の煩渇は 表意までも 宣戦させて 放棄を剃る 腰の猛威で 円く開墾し 憩息さえも 冥利を着る 蠅の参看は 正気までも 変節させて 相違を彫る 森の興起で 軽く埋骨し 迷想さえも 教示を診る 「至当な堕落」

苦しき通史に 当為は梗塞し 強記の知見で 大綱を鴨った 遥かな災祥で 壮美を放散し 悲曲の承嗣に 枢機は肥った 約しき空理に 降旗は闘争し 弔慰の帰結で 戒告を堪った 清かな敗色で 褒辞を想察し 至境の表裏に 諷意は廃った 「苛辣の泡」

本位の檻は 碧き廃曲だ 変説までも 偉蹟に浸る 丹棘の傘は 敬虔なれど 悼惜すれば 教義に散る 温気の星は 早き愛郷だ 厭戦までも 批正に祈る 感興の珠は 貞潔なれど 拘制すれば 蝶児に霧る 「パライゾ」

確かな感触は 軽賤を定義し 稚気の機構も 考思し隣った 烈しき再新で 生理は偏食し 悲史の止血を 奏功し熱った 幽かな嘆傷は 貞節を啓示し 奇偉の遅刻も 統理し氷った 淋しき廃疾で 兵士は戦勝し 私利の疲倦を 奉告し誹った 「シニカル」

橋は安危に 依嘱せども 閉瞼までの 横行を掘る 谷の海蝕は 昂進しても 強き空劫で 経血を照る 蟻は叛意に 悲傷せども 永訣までの 宝国を織る 神の対償は 洞悉しても 暗き痛哭で 定見を蹴る 「残滓の息」

仄かな嘔気は 婉曲を変移し 非理の遺闕も 愛唱し計った 近しき失踪で 壮美は統括し 天機の宣告を 済生し頼った 愚かな抱囲は 偏狂を延期し 異志の疲倦も 配色し呷った 親しき窒息で 悼辞は相関し 戦意の覘考を 滞積し触った 「縋る不純」

大成の痣は 詠誦せども 遅緩だけを 横恣で摂る 繁殖の釜を 黒き不宣で 翻意すれば 侠血は干る 哀惜の箍は 抵触せども 威喝だけを 統理で織る 観照の花を 深き苦節で 懇希すれば 表顕は霧る 「懐中の汐」