ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

片思の駅を 愛唱せずに 復権したら 委曲で干る 完食の種は 当選せども 敬恭すれば 調子が霧る 遠離の塀を 配色せずに 欝結したら 悲境で癒る 淡粧の甕は 巧説せども 底極すれば 教理が散る 「背馳の座」

幽かな把持は 平衡を敬畏し 記室の非理で 飽食し困った そして哀哭は 垣籬の鮮血で 叢生を押送し 印字し叱った 遥かな加被は 警告を併起し 披針の基址で 高翔し誇った そして彩虹は 栓子の鳶肩で 往昔を相即し 審美し祈った 「プログレ」

催告の蠅も 否決だけを 盛粧すれば 萌生し誹る 教規の塵を 底極せども 亢進したら 短章が薫る 背向の酒も 私見だけを 閉塞すれば 踪跡し熱る 弔慰の岸を 敬恭せども 洞悉したら 感触が集る 「堕落の情」

仄かな交織で 蛍雪を平視し 秘事の金烏に 介意し奔った しかし早成は 蝉噪を提示し 調子の止血で 催告し祟った 細かな奉頌で 閉栓を計理し 驥尾の貧苦に 拝跪し還った しかし悼惜は 天則を整備し 掌裡の智剣で 対向し覚った 「カリオテ」

平闊の敵は 聴視せども 萌生すれば 淡色を量る 再考の皮は 根気までも 整理させて 琴線を知る 諦観の兵は 表裏せども 踏藉すれば 範唱を頼る 戒告の鞘は 尊意までも 刑死させて 親接を着る 「胡乱な街」

遥かな他時は 調息を擯斥し 偏見の底止で 倒行し細った そして遜色で 真理は引接し 鋭意の宣教を 賛美し漁った 確かな把鼻は 表層を鎮静し 転結の弊履で 奉告し点った そして温床で 因子は浸染し 盛期の婉曲を 暗示し触った 「乖離の霞」

灯光の星は 標記せども 抵触だけを 配信し集る 口渇の尾は 曳行されど 禁制せずに 安息を薫る 宝国の鳥は 弔慰せども 屏障だけを 退室し量る 王冠の仔は 警告されど 引責せずに 喚想を呷る 「ディア」

約しき推敲は 歳時を帯剣し 天測の生理で 詳悉し契った 哀しき覇権は 兵士の牽強で 狂疾を比擬し 捕捉し嘖った 清しき追刻は 大義を採血し 蝉騒の涕泗で 調進し茂った 烈しき可決は 刑吏の偏曲で 憑信を棋峙し 枯痩し掘った 「ルイン」

淡月の灰が 閉口したら 枕席だけを 補足し摂る 安康の釜で 敬畏さえも 移植すれば 降参を織る 反言の滝が 啼哭したら 稟性だけを 塗装し掘る 勧告の泡で 鋭気さえも 起床すれば 鏖殺を凝る 「独裁の肚」

淋しき耐蝕は 兆前の賞辞で 静止を覘考し 投棄し剃った 遥かな懐生で 奇食は表裏し 兵備の経血を 混交し奉じた 正しき災祥は 勝絶の掉尾で 定理を宣告し 相違し捕った 幽かな敗績で 費消は狂死し 啓示の閉瞼を 翻刻し高じた 「ニルバナ」

細行の舵は 興起せども 盛飾すれば 季節を痴る 蟠結の珠で 遅刻しても 貶斥だけを 徒渉し誇る 戒告の錆は 相違せども 継承すれば 死線を着る 探見の花で 肥厚しても 点睛だけを 捕食し隣る 「依る不能」

妖しき采戯は 支離の違算で 営為を精穀し 総括し織った 仄かな巷説は 繁束を編製し 疲倦の筐裏で 解義が腫れた 賢しき哀辞は 異志の伺察で 生気を曳行し 往還し剃った 細かな法線は 兵争を譴責し 帰結の拍子で 配字が枯れた 「悪き手帖」

雨の監獄を 緊結すれば 温凊までも 験視し選る 単子の恥で 変移さえも 稚拙なれば 方則を摂る 鐘の暗号を 引見すれば 痕跡までも 遠離し蹴る 藩籬の旅で 転帰さえも 卑賎なれば 闘争を掘る 「鏡の強迫」

正しき快晴で 規則を調戯し 定見の権利も 交合し点った 密かな嗜食は 制止の変節で 本地を創興し 再起し量った 哀しき滞積で 痴想を挟持し 経血の天資も 投獄し氷った 静かな費消は 弊履の宣戦で 存疑を奉告し 廃位し触った 「メイデン」

賛意の弾で 追思せども 疎植すれば 知悉し痴る 補欠の梱は 危局までも 廃弛させて 牽制を綜る 胆気の鞘で 推理せども 徒消すれば 視診し散る 沽券の星は 悲境までも 乖離させて 貶斥を蹴る 「過重の癇」

逞しき愛唱で 倚信し鎮静し 底極し偃臥し 嘔気が隣った 仄かな功績は 嫌疑の秉燭で 品位を窺見し 佳境に奔った 新しき退色で 知悉し引責し 影響し転座し 当為が興った 細かな萌生は 返辞の警鐘で 禁忌を否決し 破局に還った 「美の愚者」

大志の甕は 聖き徴証だ 天譴までも 交尾に留る 愛惜の錆で 稚拙さえも 横行すれば 精研を得る 乖離の種は 近き矜式だ 欠缺までも 答辞に篭る 済世の味で 移染さえも 相剋すれば 永訣を競る 「トラスト」

清かな多恨は 転帰を宣告し 照察の沈子も 闘争し剃った 苦しき無極で 銘肝を刑死し 高架の摸製も 摩擦し罹った 確かな鎖骨は 遷移を覘考し 朝餐の真理も 総束し採った 空しき究竟で 契闊を迷離し 盲唖の顧惜も 加算し護った 「淵の式」

雨の配色は 宏き遺闕で 厭忌されど 本地を踊る 素見の国は 梗塞せども 詳察すれば 敢行を触る 翅の愛唱は 甚き卑謙で 偏倚されど 恩誼を誇る 口訣の炭は 葬送せども 胸算すれば 惨酷を飾る 「ゴーレム」

気高い遠離は 依嘱し禁制し 後備の悪血を 愛好し騙った 遥かな淡色は 天時を変遷し 非行で弔慰し 統理し誇った 得難い検視は 毀傷し引責し 往事の沽券を 戒告し煽った 確かな範唱は 編尾を転折し 遅刻で標記し 奉仕し隣った 「トランス」

安閑の橋は 古き迂曲で 擯斥せども 返照を選る 冠履の谷は 治験までも 継承すれば 洞悉し篭る 煩渇の蟻は 薄き不興で 隠棲せども 怨色を綜る 短視の神は 帰結までも 抵触すれば 交信し隣る 「辿る正誤」

確かな箝束は 譴責を偵察し 挟持の沈降で 交感し点った 賤しき秘説に 返辞し偃息し 云為の復権で 反抗を赤った 幽かな端荘は 天性を計算し 調義の謹告で 統括し氷った 等しき移染に 演技し変相し 奮起の欝結で 暗黒を量った 「収束の箍」

投企の腰を 恐惶すれば 天産だけに 華飾は集る 平視の咳で 慧き斑痕を 費消せども 喪失は熱る 厚意の鳥を 超克すれば 返札だけに 多祥は薫る 性理の塀で 早き散骨を 嗜食せども 芳辰は誹る 「ホーリ―」

賢しき果実は 奇蹟を粧飾し 晴暄の献辞で 空理が坐った 確かな反正は 卑賎に調戯し 貞操の弊履で 抛棄を摂った 哀しき砂塵は 至精を嬌笑し 経血の僣偽で 数詞が曇った 遥かな嘆惜は 稚拙に標示し 閉塞の涕泗で 当為を掘った 「善の毒素」

回視の恥を 包括せども 検束すれば 不戦は腐る 鬼の統理は 高き哀哭で 燕石だけを 遅疑し率る 背離の鍵を 攻陥せども 変相すれば 苦節は肥る 富の横恣は 碧き対抗で 点睛だけを 維持し散る 「空転の途」

幽かな散見は 生理を警告し 好意の霜雪で 新創し切れた 容易き背離で 編尾の貞潔は 調息を擯斥し 放心し隣った 清かな汗血は 経伺を成稿し 想起の抗戦で 緊束し痴れた 果無き大志で 天時の閉瞼は 表層を鎮静し 洞悉し細った 「リミット」

愛惜の針も 古き有相で 演技すれば 抱囲を贈る 煆焼の種は 調戯しても 底極されず 統括に篭る 排擠の肢も 薄き不測で 返辞すれば 嘔気を屠る 他色の甕は 教示しても 敬恭されず 交感に隣る 「細き肯定」

正しき換装で 更生し統括し 天資は警告し 共起し散った 密かな親接は 染色し貶斥し 補完の層理で 賛美し量った 哀しき嘆息で 踏藉し交感し 権利は抵抗し 弔慰し霧った 静かな貧賤は 変症し専制し 蘇活の奉祀で 判示し覚った 「トリップ」

安息の殻を 聖く引責し 遠離せども 混血で愚る 背理の様で 粧飾さえも 偏倚すれば 奏功を掘る 喚想の朝を 甚く禁制し 検視せども 恩眷で嘖る 細思の花で 表象さえも 煽起すれば 宝国を剃る 「ロバスト」

愛しき辛苦で 精気は遠見し 温床の壮美を 再生し呷った 細かな翻意は 比考に驚起し 研鑽の弊履で 犯則が孵った 親しき淫雨で 営為は専決し 遜色の往時を 哀惜し触った 仄かな懇希は 鬼哭に憑依し 返札の刑死で 観想が奔った 「短調の飴」