ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「あの子は口で指輪つけた」「其のとき僕は彼女に恋をした」

ナイフを落として足切って 拾おうとしたら猫が来て 手を伸ばしたら逃げてった 黒い黒い真っ黒な猫 手錠の真似してるうちに一日は終わっちゃって あの子眺めているうちに一日は終わっちゃって 煙草吸いためてるうちに一日は終わっちゃって どうすりゃ時間を使…

m out ukar eta.

彼女はとても優しい子で 何度も好きだと言います 嘘つき 愛があふれてしまう! 毎日の幸せを実感せざるを得ない 孕ませるだけで終わりだろ? 人間は皆好いやつだ 好ましい とか言えば優しくされる? それぞれが皆自由だから 何でもかんでも幸せになるんだ 平…

泣いているのは恐らく僕ではないと推測する。

幸福の先は終結するか 苦痛の先は意味に満ちるか 全てが色あせて詰まらないただの現象に過ぎないことを 気付いたときの悲しみと言えば 一度目の前が急に真っ黒になり 其れが一瞬で同じ姿を現す 多くのものがそうであるように恐らくこの連続を僕は 恐怖の根源…

衝撃は白い。

物語は僕のもの 幾つかの思慮など 消えてしまえ 消えてしまえ! 僕が語りたいのは常識でも教訓でもない ただ僕が感動しうる陳腐な感情だ 人が人として生きている以上不可欠な 自分の在り処を明確にする感情だ 愛情だって僕のもの 大凡の表現など 必要ない 必…

神は幾億の奇跡の元に僕を作り出されました。つまり奇跡の元に生まれ

恐らく僕にはやらなければいけない事があって 肉体も精神も其れの後付の現象に過ぎず 時間制限の元に達成すべきものであり 外的情報に適応した後補完される物に違いない 僕の情熱も感情も思想ですらも 其れのためだけの幻覚に過ぎない なぜならばそれらを確…

ペースが戻りつつあります。

多くの僕は不精者であるので それに気付けば悲しみにくれるよ 僕が発する不快な腐臭を 指摘されても一言も言えず 切れ込まれた筋が楽譜みたいで 私は好きだと笑った彼女の潔さに救われ 叙述のトリックに踊らされ 遂には信頼まで失ってしまったけれど 「正し…

技巧など凝らせずにいる僕

僕は知っている この世の中では生き辛いと 様々な苦痛が貴方を襲うでしょう 膨大な孤独が貴方の判断を鈍らせるでしょう 僕は理解する 知識など役に立たないと 様々な貴方の言葉は無視されるでしょう 膨大な貴方の思想は人々の拒否で簡単に溶けるでしょう 僕…

彼。

優しいの彼 だから愛されているのいつも なのに彼ったら そんなことに気付きもしないで いつも辛そうに苦しそうに ひざを抱えているのです だから私だけ こんな私だけだけれども 彼を愛そうと思って決めて こんなにも傍にいるのです 彼は優しいの なのに彼は…

無題。

今日帰り道で 鳥の死骸を沢山踏んでしまいました 僕の地獄のため 思い出に縛られる練習をしています 人間って意外と 皆類似して馬鹿で仕方がないと思います まとめですが 物理的に夢も希望も存在しません 「落ちた先のコンクリート」

久しくお目にかかります。

そうです。僕は僕であって完全な僕ではない、情報体における僕、名称としてあげるならば。 鉄です。 ひどく皆さんのお目にかかれず、誰の目にも触れず、生きることすら叶わず今まで僕は存在すら不確かでした。 しかし今日はお久しぶりです。 なぜ驚くのです…