ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

真っ暗

目のない魚が羨ましい。 もういいや。 詩。 悲しいと思った 人ごみの中抜けて 笑い声響き 僕の入る余地はなく 指先は燃えてゆく 結ばれてしまう彼ら 目は見えなくなって さめざめと狂っていく くわえ煙草は落ちる 心情は 命の有限は 僕は ただ 「悲しいと思…

剥がれて

何もかもなくなって。 人も誰も信じなくなって。 何もかもなくなってしまえば。 いいな。 もう誰にも愛されずに居る自分を認めてしまおう。 つらいならつらいと言おう。 ひとりぼっちと。 煙ばかり絡み付いてくる。 詩だってなんのため。 世界は優しいよ 僕…

鉄橋

とりたいものをとってはいけない。 見たいものを見てはいけない。 聞きたいものを聞いてはいけない。 心地よくあってはいけない。 死んではいけない。 笑っている。 笑っていない。 誰だ。 時計。 電池。 携帯。 煙。 煙。 煙。 詩でも。 ある風景 何を想像…

もっと

たくさんのものを作りたい。 ぜんぜん足りない。 ぜんぜん何もかも足りない。 全てをもっと把握したい。 もっとだ。 ユーモラスに。 感情的に。 感傷的に。 もっとだ。 ぜんぜん足りない。 足りないことはいまだにまだ希望があるということだ。 僕はまだ恵ま…

意味のないこと

無理に明るく努めようとしたとして。 ただ冷たくなってしまう。 僕には何も見えない。 何もできない。 何も与えられない。 凡庸な僕がなぜこんなことをしているんだろう。 相対的に世の中とかかわることができない。 僕の位置がわからない。 選ばれずにいる…

ふと思った

きっと今までのこれって、見てて面白くないよなぁ。 もっと面白おかしくじゃないと何も伝えられないのかな。 もっとよくある日常のことを書かないと。僕には無理だ。 詩。 痒みが収まらない 全て剥ぎ取って むき出しの眼球は なんだかとても空ろ 痒みは痛み…

酷い

文章がかけなくなっている。 思いつかない、というか感覚が出てこない。 まずい。 まずい。 まずい。 詩もうまくいかない。 いいたいことが伝わらない。 体もどんどん不自由になっていく。 僕は今もう収束して。 消えてしまうんでしょうか。 それでも書いて…

消えない僕は消えない

僕は今ここにいるんだ。 いる。 存在している。 そうなんだ。 あの人は泣いてるみたい。 僕がかわりにないてあげればいいのにね。 そんな風に生きていければ。 身代わりになれたら。 なんて幸せがあふれているんだろう。 きっとみんな泣いているんだろう。 …

かくことがとても困難だ。 でも少しずつ見えてきているような気がする。 つまりは人に理解されないと意味がないということ。 僕はまだそれにしたがっている。 しかしそれでいいんだろうか。 僕はまだ何か吐き出しきれてない気がする。 自由になる。 もっと自…

全部

ほとほと疲れてくる最近ですが、つらくはないです。 たまにはゆっくりやすまないとな。 ふと思った。 もしも最初に書いている文章がジャズでいうテーマならば。 詩がソロなんだろうな。 たいしたことじゃないけれどね。 さて詩。 呼吸するのが億劫で タバコ…

コミュニケーション

人は人を完全に理解することはできない。 人は愛する人と一つになることができない。 人は自分のように相手を思い切ることができない。 人はすべてを認めることができない。 人は自分以外のものになることができない。 人は自分以外の出来事をすべて平等に思…

お久しぶりです

そうでもないですか。 僕の中ではとても久しぶりなんですよ。 アイスクリーム。 しばしの休憩。 ああ。明日晴れたらいいな。 なんて突拍子もなく。 切ない。 詩。 相思相愛の出来事に 痛みを覚えてしまいます 現実感のない繰り返し 何一つ満足にならないとい…

時計

夢では僕は必死に直そうとしていました。 寝てないとしんどい。 でも寝ても疲れは取れない。 疲れた。 詩。 心持傷ついた気がして 躍起になって情事する 人それぞれと言い聞かせ 弔い言い出しだめになる そうやって過去を求める そうやって過去に依存す そう…

負けそうになる

この今あることに。 自分の間違いに。 自分の弱さに。 自分がからっぽのことに。 目の前の事が余りに、薄っぺらい事をしている事に過ぎないことに。 何か違う。 なんだか違うんだ。 僕が本当に人に伝えたい事は。 こんな技法の末の事じゃなくて。 こんな記憶…

紙の月

光っているさ。 詩。 ふと気づくといつだって一人で 嫌になりそうなことばかり 明日を迎える努力ばかりが 息継ぎの場所を探させる 優しいなんて 言葉が軽はずみ とても辛くて 痛い言葉 少しだけ笑って 少し泣いて 後は何もない 何も考えられそうにない それ…

トニー

私のせいじゃないですよね。 知ることのできる範囲。 一人称、他人。 感情的に一人称を描くには、知ることではなく理解していく段階なんだと再確認した。 考えれば考えるほど改善点は見つかっていく。 それはすこしこまっているけど。 とてもうれしい。 さて…

いろいろあって

おなかがすいた。 おなかが痛い。 ストレスのせいではなく僕の薬に対する怠慢だろう。 腐敗臭。 どこまでも僕の結果。 瞬きと電気の切れの区別が分からなくなりました。 何かを拒否してしまっているような気がする。 もしくは不安か。 本格的に痛くなってき…

昨日が一昨日に感じる

錯覚に何故か。 こうやって毎日日記を書いてるせいかな。 早く寝なきゃいけないので詩。 浴槽の水は乾ききり その上で泣いてるだけならば 何の代わりもない変質を 演じるだけまだましなのだろう こうして人は産み落ちて 煩悩としているわけですねと しゃべっ…

なぜに泣いているの?

何か言いたいことを思い出して。 素敵なフレーズがあったはずだと思って。 辛い事がなくなった気がして。 気のせいと済ませてしまう僕がいて。 透明なら何も見えない。 因果応報。 全ては返ってくるものだ。 詩。 この指先が取れるよに 切れ込み線がありまし…

忘れられない

高校にいて。 友達が屋上で首をつる。 なぜか屋上で。 後者に囲まれた中庭にぶら下がる。 驚くほど血まみれに。 血は後者に飛び散って。 鮮明だった。 恐怖を感じた。 忘れられない。 指先も血まみれ。 血を綺麗だとは思わない。 詩。 軽々しい 言葉に 騙さ…

汚い

自分。 人の哀れみの目が辛い。 どうしてこんな風に生れたの。 生れてこなかった時はどう生きればいいのだろう。 酷いよ。 こんな体。 こんな声。 こんな言動。 こんな僕。 望んだわけじゃないというとそれもまたいい訳になって。 頑張ってる人への侮蔑にな…

結局

なんでも病気のせいは良くないと思います。 ちょっとつかれた。 叫びそう。 あああ。 ああ。 ああ……。 吐き気。 詩。 右は泣いている なんで 何も悪いことしてないのに 赤く腫れた 小さな でも開かない そして真っ赤な指先を 補完しようと躍起になって 貧弱…

今日は幸せな日

だから僕自身で壊してしまう前に寝たいと思います。 満たされるとこんなに楽なんだな。 詩。 世界の果てまでも 真っ白に染まった夕日 僕には成す術もない その必要もない 黒く尖った嘔吐物 それだけ際立つ昨今に 人は人と化していき 僕も固まるばかりです ど…

可笑しい

誰かかまってくれよ。 好いてくれよ。 見つめてくれよ。 誰もいないよ。 誰もいなくて寂しいよ。 泣きたいよ。 切りたいよ。 助けてよ。 助けてよ……。 一人ぼっち。 詩。 潰れそう。 何も起こりはしない。 それが僕の罪ならば にやりと笑う そのまま全てを壊…

明日

美術館へ。 なんだろう。 詩。 リズム調 台無し 低俗な夢 そんなものない 崩れない 壊せない この檻の中で表現を 特定してるだけの事 五線譜の煙と 千切れたティッシュ 伝わらない伝えられない 終幕、目を伏せ 伝達能力の 著しい悪化により 昨今の木偶、この…

気分変調症

ドグマチール。 ルボックス。 レンドルミン。 アシノン。 ゴールデンバッド。 詩。 見られている 観察されている 笑われている 見透かされている 影を抱かれて 爪は丸まり 瞳は綴じ込み ピアスは埋まる 見られている もう諭されている 括られている 決め付け…