ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

僕の愛する恋人は 宇宙の果てで空見上げ 星を数えて唄っては 待ち合わせだよと微笑むの 僕の愛する恋人は 運命になんか縛られず 何億光年先の恋に ロマンティックと微笑むの 僕の愛する恋人は 独りぼっちが寂しくて 泣いてる僕を眺めては 大丈夫だよと微笑む…

雨の国の人たちは 肉や骨のその前に 魂をまず腐らせて 死んでいくと聞きました きっと心は簡単です 雨は全てを平等に 弱らせ溶かしてそのままに 次の雨へと変えるのです 土が愛していたんだと 抱き寄せそっと呟いて 蕩けた泥では意思が死に 殺してほしいと嘆…

僕が怖いは ふしだらな命 よごれてきたない 寂しき心 貴方を傷つけ 壊しても それでも燃える 卑しい業火 理知的にあれと 分別の人が言う その約束に 惑ったのが僕 動けぬネズミは きっと純潔を想う それを飲みほし 胃袋に閉じ込めて 「僕のお腹に住むネズミ」