ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


2018-01-01から1年間の記事一覧

年末なので。

今日は作詩を休ませて頂きます。 再開は更新を持ってお知らせいたします。 ミナサマに好き年末、好き新年が来ますように。

密送の釈で 正始を免じて 掲記を令し 林冠を供した 玄関の税は 上気で艤せど 表紙を寵し 抵抗を偏した 失踪の脈で 名詞を詮じて 例規を刑し 菌環を領した 全巻の芸は 暁起で辞せど 冢子を評し 平衡を典した 「ミックス」

還帰の雨で 往航を刻して 蚤の闘志で 貪心を鳴いた 詩魂を猟し 恋歌を摂して 盟の返送で 表事を魅した 安危の亀で 高校を臆して 富の脳死で 難信を焚いた 離恨を賞し 戦火を列して 塀の面争で 苗字を秘した 「白き我欲」

慕情を督し 短所を縛して 配下の題は 同源を補した 貝の雑記は 憎心を剋して 権教を蘇し 最始を駕した 途上を牧し 万庶を託して 代価の灰は 法諺を度した 財の活気は 恒真を賊して 遜恭を後し 涯涘を鎖した 「裏腹の靴」

孟夏の外で 錯行を蒔いて 太素を握し 汚染を摂った 火管の役は 揚棄を航せど 路上で報じ 稗史に濫した 装花の許で 末項を裂いて 愛想を託し 徒跣を織った 夜間の核は 降機を擁せど 圃場で老じ 来至に叛した 「エッジ」

炭の初産で 往時に則して 江湖を浴し 幽光を喰った 偽学を秘し 糞仕を具して 髄の追記は 知悉に乗じた 海の衰残で 操持に臆して 養虎を剋し 空香を結った 費額を擬し 軍使を賦して 竟の随喜は 自失に貼じた 「紡ぐ好悪」

日記の蝶で 天資に念じて 洗剤の縁は 引拠を歯した 礼の携持は 帰向を猟して 飛箭で魅し 名妓に偏した 窒気の尿で 撚糸に転じて 冤罪の栓は 深居を医した 刑の霊示は 履行を供して 味煎で秘し 兵蟻に面した 「古き降伏」

卵殻で算し 損紙を聾せど 盗撮の脳で 難者を貯めた 吉時の妙で 明潔を慶せば 円規を変じ 秘策は淫した 賛画で濫し 論士を草せど 悩殺の糖で 単射を舐めた 密事の凶で 経血を瞑せば 偏気を演じ 遺作は貧した 「塵の迷想」

乳菓の軸で 善行を佞せば 天生に益し 倚信を賃した 万感を渇し 梗概を牧して 想像の鉾で 販価を逆った 重科の肉で 年功を贅せば 厭世に適し 地心を淫した 看官を罰し 暴害を刻して 包蔵の底で 惨禍を量った 「浪の手玉」

叛旗の垢は 恩恵を歩して 妄想を蘇し 三振で満じた 入感を着て 健康を熱して 定性の列は 隆起で寵した 安気の墓は 本刑を捺して 葬送を模し 慢心で散じた 旧歓を煮て 年光を結して 礼制の鉄は 注記で了した 「生る相違」

蚤の党争で 単子は訛って 細瑾を吐き 褒辞を底った 過載を訳し 予診を校して 憶起の森で 満稿を圧した 富の能相で 難視は堪って 拝金を割き 操持を誇った 野菜を攪し 固信を擁して 木器の檻で 安康を抹した 「連接の栞」

胚子の穴で 謳歌を掘れど 抗争を沐し 魔酔で飼った 蓄懐を任じ 年荒に呈せば 冷夏を摂し 新史を利した 哀詩の花で 放火を織れど 妄想を刻し 仮睡で舞った 肉塊を鎮じ 天行に佞せば 精華を列し 臨死を歯した 「トリック」

諸事情により。

今日は作詩を休ませて頂きます。 また明日からは普段通り行いますので宜しくお願い致します。 毎日楽しみにしている方、申し訳ありません。 其れではまた。

単元の鐘で 厚恵は燈って 創造を歩し 肺気を浚った 両岐を持し 善行を列して 原生の駅は 維新を擬した 閑言の種で 冬景は篭って 包蔵を蘇し 再帰を祓った 常軌を利し 連岡を絶して 厭世の劇は 疑心を医した 「毒の収束」

争気の虎は 太玄を散じて 約書の網で 憶測を浴した 耳の郷里で 景況を銘して 塀の隷下は 了悉を秘した 投企の空は 際限を嘆じて 悪処の闇で 抑塞を臆した 君の冥理で 名教を刑して 霊の兵禍は 漂失を利した 「荒き結実」

幕の鑚孔で 相姦は目して 能性の鳥は 帯紙で啼いた 因子を貧し 辺戒を演じて 量産を供し 珪藻を令した 柵の慢行で 盲管は則して 当世の糊は 乃至で焚いた 瀕死を印し 遠海を変じて 胸算を猟し 霊想を刑した 「祈る伽話」

慢性の里で 側室を黙して 横禍の徳で 達官を握した 野草の箔で 豊肌に縒れて 酷使を護し 外字は呵した 産制の的で 目疾を則して 等価の奥で 圧巻を託した 破窓の厄で 容器に惚れて 獄死を濾し 絵事は駕した 「稚拙な定」

輪講の膣は 彽徊を隷して 平産を餞し 正忌を秘した 悪鬼の豆は 猛犬を脅して 化成を訳し 様相を抗した 沈降の律は 例解を挺して 清算を偏し 標旗を歯した 末期の雨は 王権を戻して 野生を攪し 厚葬を擁した 「脈の蕩揺」

友の盲信を 迷子で勃たせ 皿の愛戯で 往時を則した 冠詞の獏で 牧歌を高じて 芳紀で護し 外向を配した 桃の登進を 大語で待たせ 粗の祭儀で 送辞を臆した 万死の核で 黒化を忘じて 拷器で干し 背甲を慨した 「哲学の骨」

万機を握し 往時を牧して 鋼索の法は 波心に絡んだ 石膏の弦は 銀貨を信じて 量子を持し 前後に列した 安危を縛し 亡児を臆して 豊作の稿は 家信に孕んだ 月虹の栓は 真価を吟じて 情死を利し 連語に絶した 「不能の綾」

紳士を猟し 聾児を損じて 応機の糖は 遅産を逸した 別恨を験し 活気を罰せど 配字の害で 原子は変じた 臨死を証し 壮時を論じて 陶器の王は 胃酸を蟄した 血痕を便し 伐期を渇せど 外事の灰で 片思は現じた 「次善の導」

停戦を僻し 貧果を寵して 咽喉を律し 恋矢を閲した 霜の狂痴を 軽装で征して 拳固の税で 上巻を擬した 閉栓を敵し 沈荷を表して 隣交を逸し 遠志を列した 肝の勝地を 清掃で刑して 前古の芸で 業間を辞した 「貴む暗示」

末項の鳩は 法位を模して 桜唇に則し 殺気を洗った 拷器の徳で 対捍を賀して 庸医を牧し 馬装を訳した 発興の的は 妄意を補して 霜辛に臆し 悪鬼を浚った 投企の獄で 外間を足して 暴威を浴し 野葬を縛した 「スレイヴ」

肺気の種は 東京を歩して 同語を牧し 万全を諾した 未完の癪で 星河を銘して 剣槍を令し 理性を狂した 退帰の翅は 豊凶を吐して 夢後を毒し 断然を縛した 屍姦の脈で 名画を征して 連想を刑し 季世を了した 「玩具の欝」

背信の垢で 恩威を歩せば 登降を毒し 第九も嘆じた 秀句で乗じ 前相を摂して 計の冷夏は 理観を供した 愛心の墓で 本意を捺せば 同工を督し 体躯も談じた 渋苦で証じ 餞送を絶して 霊の京華は 機感を猟した 「徒消の麓」

盟の繋止で 毅然を看れば 表裏を賃し 天行に僻した 誤送で度し 断礎を害せど 悪の才幹は 測器に怯えた 刑の名刺で 未全を着れば 調理を貧し 変項に適した 土葬で伍し 頑素を題せど 柵の哀歓は 憶起に聳えた 「翅の譫言」

捕殺の糖で 太始を博して 海岳を諾し 童児に嵩じた 林檎を証し 戦争を例して 元素の疫は 隠閑を擬した 塗擦の法で 稗史を託して 題額を攪し 好餌に動じた 神語を領し 連想を征して 遠祖の劇は 銀漢を医した 「アニマル」

核糸の灰で 包装は転べど 同軌に属し 雑感に堕した 縞の胃腺で 円規を詮じて 霊交に徹し 調子を猟した 薄志の貝で 構想は滅べど 臓器に毒し 脱簡に坐した 今の視線で 戦機を演じて 堤高に列し 料紙を弔した 「ダイス」

密教を比し 兵禍に面して 別撰の裂は 陵夷に尾した 悪意の枷で 昿原を臆せば 業火を草し 災祥を駕した 畢竟を魅し 名下に偏して 烈戦の蔑は 病衣に利した 赫威の汗で 横言を刻せば 葬歌を号し 外傷を挿した 「罠の減法」

難境の鍵も 好機に乗れば 塗擦の獄で 凱歌を帯した 未成の息は 曳索を免じて 便宜を煎じ 小閑に尾した 緩頬の凪も 納期に凝れば 誤殺の徳で 大火を害した 遺制の幹は 名作を演じて 戦技を弁じ 病間に死した 「折の才覚」