2018-05-02 ■ 愛しき辛苦で 精気は遠見し 温床の壮美を 再生し呷った 細かな翻意は 比考に驚起し 研鑽の弊履で 犯則が孵った 親しき淫雨で 営為は専決し 遜色の往時を 哀惜し触った 仄かな懇希は 鬼哭に憑依し 返札の刑死で 観想が奔った 「短調の飴」