2007-05-17 恐怖にて 夜は自由であります 僕に於いては専ら 一抹の恐怖に打ち勝つか否かの 瞬時の思考の範疇に左右されるのです 其れはよもや解離性で 状況に依ったもので 敵意においての僕は幸せ 妄癖の僕は無残であるのです 夜は自由であります 光見えぬは一層 其の王に君臨できる機会と共に 触れもせぬ悪魔にかき乱されるのです 僅かリアリストの欠片で 振りかざす束縛の抵抗で さも事実を振る舞います 感覚の敗北の成立を押しのけ回り