2012-05-11 ■ 忌み子の復讐は 瞬間的圧力によって 内蔵する全ての感情を ミサイルにして街へ落とす事 怒りや悲しみはもう認めない ただ無知による代償行為 人ではないこの稚児に 息を吸うように罰を与えると言う事 彼にはあの娘はいなかったから 一人の寒空で憎しみを養っていた 彼には都合よくいなかったから 一人の夕暮れで歳も数えなかった だから復讐は誰の言葉も届かない このミサイルが炸裂する時に やっと彼は涙が流せるんだって 誰かが言っているのだけ僕は覚えてるよ 「忌み子は救われた?」