ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


頭蓋骨を砕いて

溢れる脳髄を

目一杯頬張れば

達成感は一入です

 

僕が食べ残した

肉片は囁きます

貴方を愛していると

幸せになりたいと

 

眠るように歩く足

絶頂の無き空腹感

僕が僕を僕とする

部品は洗練されます

 

あちらが賑やかだ

僕も仲間に入れて

我が儘な分だけ

寂しさは積もるから

 

 

「喰べる屍」