ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


僕は爆弾に恋をした

タフで気丈な原爆に

彼女が爆発したならば

世界は必ず終わります

 

冷たい肌に触れるたび

切ない祈りを感じてる

その形状を確かめて

僕は壊れそうになる

 

僕の全てをあげるから

放射線で犯されたい

きっと淫らな高熱に

僕は僕さえ止めるから

 

世界が終わる風景に

彼女の不遇を抱きしめる

全てに呪いを振り撒けど

感じる君に怖さはなくて

 

 

原子爆弾によせて」