2013-01-31 ■ 僕の詩は恋をしている 感情や感性に魘された 微かな少女のその骸に 何度も何度も恋してる 少女の過去など知りもせず ただ感傷に浸るのだ 醜い姿も意味を持たずに 綺麗な昔の言葉を気取る 苦しむ彼女の脳味噌に 静かに着陸することが 恋の成就と決めてから ずっと言葉を紡いでる 僕は僕の詩が裏切るのを ただ密やかに期待している 彼女のものになった詩は 僕には理解ができなくなった 「詩は恋をする」