ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部だったトコロ。


或いは美型詩の実験場だったトコロ。


何も帰ってきてはくれないの

素敵な日々とか、やさしい時間とかね。
そういうものってなんだかちょっと曖昧で。
その分気分はもやもやです。
当たり前だけど、続かないから。
余計にそうなってしまいます。
僕はいつだって其れを抱えています。
抱えて生きています。
ということは。
ということは、きっと僕はずっと素敵とか優しいに引きずられているってわけで。
其れがなんだかちょっとだけ嬉しいので。
僕はまだ生きていけそうです。
そんなメルヘンチックな人間ですが。
何とか生きているみたいです。







独りでいます
ずっと独りでいます
声をかけなくても大丈夫
独りでいられます


辛いと言います
辛いと甘えてしまいます
声をかけなくても大丈夫
辛いと言えています


煙吐きます
体に悪いと思います
声をかけなくても大丈夫
心に悪くはないのです


ちょっと見ます
大好きを見ています
声をかけなくても大丈夫
大好きを見てますから






「たまにはそう思うみたい」