2017-10-07 ■ 暗欝な咳が 個癖に睡る 闇夜の筏は 讃歌を啓く 夢は安息し 変滅を過る 古き公理が 器に触って 煩忙な隈が 心思に燈る 冥府の羊は 果実を悼む 森は氾濫し 永劫を護る 重き死罪が 焔に還って 「深き銃声」