2015-06-29 ■ 花嫁の君が 廻され廻って 下品な女の 匂いを漏らす 毎晩儀式で 君が善がれば 確かな愛も 塗り潰される 白無垢乱れ 赤色は点々と 蜜で咥えた 道のりを示す いつか心が 毒を呷るまで 僕は明日も 君を花とする 「蓋乱村」