2013-01-16 ■ 過去の遺物に踊らされ 僕も今宵はお喋りね 在ること無いこと失ったこと 纏めて語って朝を待つ 持論が経験を超越し 物語は人生に勝ち続ける 僕の無駄な命はそれでも真面目で 洗練された小説に馬鹿を見た 布に沁みこむ水色の その不確かさに愛を知る 綻ぶ顔に浮かんだ空想 僕の昔は改編していく 悲しさが必要な時と 懐かしきが必要な時 結局頭のおかしな正直者は うわ言に思い出の葬式挙げる 「昔の僕は頭がおかしい」