芸術幼女言語の最深部。
或いは美型詩の実験場。
僕の哀しみは 老犬の形をして 膝の上で窺い 乾いた咳をする 僕の後を追うも 足取りは弱く 潤んだ瞳には 柔らな否定を映す か細く吠える夜は 僕も眠れなくて 汚れた毛並みに 卑屈の正体がある 衰弱する息遣いを 僕の弱音と併せ 真理を知る犬に 愛おしさを知る…
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