2013-03-20 ■ 貴方の体のラインを追って 地獄の底へ行こうかな それとも鏡を残らず壊し ここが天国と言い張ろうかな 優しい唄が聴こえるのは 僕が甘えすぎてしまったせいね 冷たい言葉と別れを告げた その臆病さが僕を追い立てる 貴方の湿った唇に触れて 全ての嘘を忘れてしまいたい 貴方のそれを奪った誰かの 返り血だけが僕の真実 輪郭に沿って貴方を顕現し それが愛おしい価値になる それでもそこは地獄なのだろう 僕にも誰にも貴方にとっても 「貴方と地獄で」