ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


貴方の体のラインを追って
地獄の底へ行こうかな
それとも鏡を残らず壊し
ここが天国と言い張ろうかな


優しい唄が聴こえるのは
僕が甘えすぎてしまったせいね
冷たい言葉と別れを告げた
その臆病さが僕を追い立てる


貴方の湿った唇に触れて
全ての嘘を忘れてしまいたい
貴方のそれを奪った誰かの
返り血だけが僕の真実


輪郭に沿って貴方を顕現し
それが愛おしい価値になる
それでもそこは地獄なのだろう
僕にも誰にも貴方にとっても




「貴方と地獄で」