ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


夢で出逢った

名も無き少女

その残り香を

未だに信じる

 

僕は君の事が

喉は裂かれた

僕は君の事が

腕は捥がれた

 

水槽の金魚を

海に還すたび

少女が溺れる

憂世と重ねた

 

想えば君まで

水面は揺れる

想えば君まで

辞別は冷える 

 

 

「らんちう」