2022-07-20 ■ 軋の散光で 早期を捺して 問の痒疹で 訳詩を託した 僚機の屹で 携琴を例して 片紙の銘で 妙想を比した 拶の暗紅で 嘔気を蘇して 宵の灯芯で 卓子を扼した 凶器の慄で 霊菌を詣して 綿糸の幣で 表層を魅した 「カァーム」