ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


2014-02-14から1日間の記事一覧

言葉はさよならだけだから 此処は等しく鳴り止まなくて それからの僕らは繰り返し その言葉の有意性や その言葉の利便性に 脳髄の刃で傷ついている それでも僕らは傷つくことを 求めて焦がれて知るべきなのだ 手紙で別れを切実に 詩編をしたため柔らかに 最…

青春というものに憧れて 僕一人では心許ないので 学生通りにナイフを持って 震える草片を狩りに行く 悲鳴をあげる痩せすぎの白葱 怒声で暴れる背の高い大根 ちょろちょろ逃げる可愛い鷹の爪 そして本命のお洒落な胡瓜たち 綺麗に乱切りができない僕でも 指先…

たいせつなひとをまもるため わたしはこれからさべつをするよ しぬのならばあなたいがいの こころいたまぬだれかがいい しるのならばあなたのふくんだ もうしわけていどのあいがいい あいすべきあなたのおもかげに わたしはけんそんするんだよ つきはあかり…