2019-05-20 ■ 障子の膣は 停船を煎じて 連鎖で閲し 印行を律した 毬の回想は 校歌を沐して 掘る与件で 役儀を博した 蝶児の質は 征戦を轉じて 怨嗟で列し 輪講を逸した 仮の埋葬は 猛火を刻して 寄る保険で 迫技を扼した 「沼の朧月」