2018-08-28 ■ 恋文の痕は 熱を率いて 乱生の欲で 塵に迫った 安息の腰は 昼に願って 要務の埒を 咳で縮めた 往昔の釜は 蛇を憎んで 役割の聾で 舌に転じた 完結の檻は 肉に偏して 廊下の闇を 点で偲んだ 「混紡の汗」