2018-07-23 ■ 季節外れの 悪夢を数えて 天機に潜む 微分が嘆いた 電器の虹で 桜唇が揺れて 唄の対自を 敷布に溢した 深き暗喩の 等価が亡びて 君の子宮を 題意に担った 僕は詩情で 有刺を遺して 霊に擁せば 灰皿が暮れた 「知の性癖」