2017-04-30 ■ 外は不潔に 夜を取引し 苦闘の味で 剃刀が肯く 摂理背いた 恋の強迫に 美は埋没し 再臨を祈る 裡は非道に 神を読唇し 嫌疑の雨で 吸殻が嘖む 句点刻んだ 時の暴虐に 詩は想望し 悪癖を辿る 「濁った春」