2017-03-11 ■ 背理の御香が 命に沁みれば 僕は帰納して 遺骨を齧った 三日月は嘆く 崇高な結実を 君が居た街も 美に潰される 仮説の墓場が 骸に活きれど 僕は定義して 和菊を毟った 野良猫は憎む 丁寧な恩恵を 君が得た罰も 名に想われる 「算し阿弥陀」