ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


空想、空疎、空虚

もう君には逢えないね

空想、空疎、空虚

僕は其れさえ愛と知る

 

空想、空疎、空虚

明日が明日を押付ける

空想、空疎、空虚

僕は無力な涙で過ごす

 

空想、空疎、空虚

言葉は雑踏に黙殺され

空想、空疎、空虚

僕は無用な詩人となる

 

空想、空疎、空虚

人生は寂しい罪だから

空想、空疎、空虚

僕は神様の下着を盗む

 

 

「虚ろな下着泥棒」