2014-10-07 ■ 愛と称する未来でも 機械の世界は続いてる 有機に這いずる回線が 脈打つ電力を送ってる 僕の脳に埋め込んだ 地図アプリがそっと囁く 右も左も行けぬなら 自殺の勧めに此方へと 酸素を打鍵した後に 快適な地獄を再生する 人が人をやめたのを 勝利と喜ぶ不潔な学者 僕の思考は信号になり 僕の記憶は情報となる ただ魂の痛覚だけが 僕は個々だと証明をする 「同期エレキトル」