ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


爽やかな青空

透き通る朝に

通り魔は少女を

滅多刺しにした

 

恐怖色の雲に

降り注ぐ黒雨

子供らは寄り添い

誓いのキスをした

 

屋上を包む風は

気持ちが良いものだ

飛び降りる時も

彼女はそう言った

 

情景は僕らを騙す

幸せを強いる嘘で

今日で世界は終わる

満天の星空の下で

 

 

「地獄に唄えば」