ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


僕の感動を返してください
確かに在った筈なのです
潜り込んだベッドに
冷たい浴槽に
僕は置き去りにしました
若しくは使い捨ててしまいました


僕の情熱を返してください
確かに在った筈なのです
目の前で銃殺されて
彼女は鼻歌交じりで
僕は置き去りになりました
若しくは使い捨てられてしまえば!


「誰か」
言葉はそうやって
「命と嘘」
誰かが泣いてる
誰が
no-no
優しさに触れます


「怖いよ」
プラットホームに
「気持ちと僕」
彼が静寂笑う
人が
no-no
優しさに触れます


誰か僕を返してください
確かに在った筈なのです
さようならなの
もう会えないの
と、かさ
何かが音を立てて傷みます
優しい人になりたい
「もういや」
ねぇ、
続けたいの
「わからない」
もうやめて
何でこんなことになってしまったの
人殺しになんて
「だから貴方は何度だって繰り返し僕に言ってきたんじゃないか!」
どうして
わからないのか
月が綺麗
n-n




「傾ぐ」