ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


あら

反省したら?
あなたにはもう求めないけど。
見苦しいままだと不快。
だから反省して。
反省してでしゃばらないで。
別になんてことないから。
そんなに意地にならないで。
見苦しいのはわかる?
反省って分かる?


だめじゃない。
そんな風に諦めちゃ。
どうせ必要とされてないこと知ってるなら。
せいぜいそれ相応でしょ?
そうやって今でも特別に成りたいって思ってるから。
見苦しいのよ。


ああ、いらいらする。
いじいじ自分を責めて逃げて。
もっと強くなろうとか思わないの?
変わろうとか思えないの?
だからあなたは弱いだけの人間なの。
だからあなたは何一つ手に入れられないの。
さようなら。
さようなら。
さようなら。




強い人には勝てないです。
何も言い返せないです。
消えた。
詩。




赤い爪が引き裂く
夢のような暑さ
何度もわかったと呟く
飛び降りられず膝笑う
両足を切り落としたい
両手はまだまだ僕のもの
口も必要ないみたい
目と耳だけは残してよ
虐待は虐待で閉じ
願望で作用しないから大変だけど
適当さにみんなが吐き気
それを見て嗚咽するのは誰?
煩う事が目的ならば
桃源郷はもう見えた




「守護目的」