唆る法剣で
反旗を賽して
役の仮相で
酷使を要じた
纓の歴戦で
利子を逸して
契る乳香で
年季を転じた
細る創見で
三器を佩して
格の夜窓で
抑止を困じた
霊の易占で
遺址を律して
握る昼光で
天機を念じた
「バーガル」
芸術幼女言語の最深部。
或いは美型詩の実験場。
唆る法剣で
反旗を賽して
役の仮相で
酷使を要じた
纓の歴戦で
利子を逸して
契る乳香で
年季を転じた
細る創見で
三器を佩して
格の夜窓で
抑止を困じた
霊の易占で
遺址を律して
握る昼光で
天機を念じた
「バーガル」
二銭の菊で
堅紙を練って
廷争の列で
領事を着した
横の法剣で
八旗を扼して
皿の阿衡で
恩義を反った
基線の肉で
撚糸を蹴って
礼装の鉄で
重耳を略した
鉾の用件で
薬気を泊して
粗の砂鉱で
存疑を折った
「メィニア」
才藻の丸で
盲射を則して
載る盗泉で
単子を生した
兵器の令で
利権を評して
要る旗下で
剣光を閲した
昧爽の猿で
操車を黙して
執る膿栓で
南支を足した
霊鬼の弊で
秘鍵を療して
鑽る医科で
遠郊を結した
「ソーンヌ」
暇の緯書で
駅船を僻して
隷の経史で
基層を領した
鳥の猛虎で
満稿を達して
約の箚記で
双肩を止した
今の秘処で
壁泉を役して
軽の霊祠で
理想を狂した
森の島弧で
探鉱を抹して
作の薬気で
葉圏を蘇した
「フゥィム」
掃く昧死で
妄想に補して
妖姫の告で
家眷を約した
責む鋭気で
以降を資して
戮の忠士で
汀線に列した
負く廃弛で
包装に模して
口器の沃で
野犬を画した
笑む西紀で
私行を医して
蓄の柳糸で
醴泉に徹した
「マルティ」
威光の鶸で
兵機を得ても
西遷の礼で
寮試を失した
安危の鷹で
闘拳を織れて
更始の欲で
夜窓を隠した
比高の岩で
英気を経ても
冷戦の制で
小祀を律した
短期の淦で
王権を取れて
夭死の哭で
仮相を約した
「アラィヴ」