ウェヌスの暗号

韻を踏み過ぎてパーに成った。

芸術幼女言語の最深部。


或いは美型詩の実験場。


恋の容止で

治工を画して

慢気に足し

刀銭を模した

 

令の幣紙で

秘鍵を理して

新禧で慰し

営巣を接した

 

宵の厚志で

下後を訳して

丹祈に増し

毛氈を賭した

 

弊の麗姿で

利権を非して

陰鬼で死し

清掃を閲した

 

 

「シフトゥ」

契る入神で

年歯を転じて

連亘で征し

指似を略した

 

寄る公器で

過勤に扼して

半可を愛し

往航に報じた

 

握る忠信で

天資を念じて

専行で礼し

俚耳を釈した

 

凝る妖気で

冶金に画して

安価を配し

封侯に応じた

 

 

「フヮィル」

明る堆起で

登降を捺して

芳志に要じ

薬箋を泊した

 

列の契券で

狂気を領じて

疾走で魅し

名刺を省した

 

集る哀毀で

往航を賭して

容止に報じ

白銑を約した

 

欠の霊剣で

猟奇を興じて

密送で資し

勢至を瞑した

 

 

「シェィヴ」

膈の野犬で

揚棄を抗して

毛瘡で吐し

体脂で抹した

 

射た飛仙で

弊紙に役して

性交に隷し

流期を証した

 

厄の花瞼で

降機を夭して

刀創で燃し

舞師で達した

 

干た緯線で

英詩に僻して

励行に制し

周忌を領した

 

 

「ラールク」