織る毛管で
盟誓を抉れば
抵抗に隷し
牢記に党した
階乗の凪で
入会を着せて
悲心を資し
再思で掃った
漏る王冠で
永逝を巡れば
励行に挺し
投棄に労した
内情の鍵で
朽壊を似せて
指針を秘し
廃止で浚った
「特別な席」
■
未詳の膣で
天使を銘せば
変換を撰し
照会で秘した
凝る浴槽で
約制を画して
内含に荒れ
押下に祈めた
致傷の蜜で
綿糸を挺せば
穿貫を偏し
氷解で資した
因る穀倉で
革正を扼して
愛玩に慣れ
濃化に怖めた
「法る断崖」
■
呆ぐ猛犬で
明治を聘して
燃焼に転じ
投下で乗れた
飽く開悟で
起振を慰して
焦思に尾し
蛮行で察した
捥ぐ宝剣で
平時を銘して
諂笑に念じ
濃化で採れた
書く愛護で
倚信を期して
病死に資し
参校で罰した
「択ぶ梯子」
■
愛児の風で
鶏姦を謁して
声価を免じ
漫行に触った
祈む登時で
朝餐を任じて
氷花で利し
狼瘡を奉じた
海自の綜で
栄冠を結して
名歌を詮じ
鑽孔に回った
停む能事で
尿酸を鎮じて
燎火で秘し
蓬窓を老じた
「窮屈な厄」
■
織る紅霞で
帰雁を医して
心事を任じ
濃情で揃った
変遷の羿で
外紙を配して
魔境を断ち
提起で面した
凝る桜花で
胃癌を規して
人時を進じ
爽浄で呪った
厳選の兵で
俳誌を慨して
他郷を待ち
銘記で典した
「フリーク」
■
研ぐ妄言で
盟誓に転じて
練修を慶し
降下で弄した
肉の浄机で
在校に成せば
廃市を握し
威信で必した
捥ぐ桃源で
訂正に免じて
堅執を隷し
老化で抗した
軸の尿器で
内向に坐せば
哀詩を博し
悲心で逸した
「泡沫の粒」
■
発祥の膜で
綿糸を偏して
遠見で轉じ
堆起を握した
残る宋銭で
深化を睨んで
帰向で療じ
漏精を貢した
抹消の魄で
返詞を面して
点検で怨じ
哀毀を託した
底る能詮で
認可を白んで
履行で興じ
校正を老した
「弱る存在」
