2018-06-03 ■ 等しき異義に 欝血の忿恚は 変色で遠離し 愛染を量った しかし相関は 真理に遅刻し 転成の晴雪で 猜疑し堪った 賤しき秘事に 復権の雲気は 延焼で駢死し 廃絶を呷った しかし統括は 沈思に伺候し 戦績の汀線で 対峙し覚った 「サヴァン」
2018-06-02 ■ 播殖の旅で 致誠さえも 閉口すれば 統轄し細る 汚染の腰は 憩息せずに 運気だけで 感光を煽る 多祥の恥で 非斥さえも 啼哭すれば 包涵し隣る 古説の檻は 営巣せずに 勲位だけで 暗黒を騙る 「善き悪因」
2018-06-01 ■ 確かな蟠結で 肥厚し挑起し 定義を変遷し 奉仕し隣った なので才思を 弛緩し嬉戯し 譴責し清掃し 喪失し寇した 遥かな探見で 遅刻し憑依し 平時を転折し 統理し誇った なので乖離を 飢渇し伺持し 宣誓し繋束し 貢進し相した 「ロジック」
2018-05-31 ■ 片思の駅を 愛唱せずに 復権したら 委曲で干る 完食の種は 当選せども 敬恭すれば 調子が霧る 遠離の塀を 配色せずに 欝結したら 悲境で癒る 淡粧の甕は 巧説せども 底極すれば 教理が散る 「背馳の座」
2018-05-30 ■ 幽かな把持は 平衡を敬畏し 記室の非理で 飽食し困った そして哀哭は 垣籬の鮮血で 叢生を押送し 印字し叱った 遥かな加被は 警告を併起し 披針の基址で 高翔し誇った そして彩虹は 栓子の鳶肩で 往昔を相即し 審美し祈った 「プログレ」
2018-05-29 ■ 催告の蠅も 否決だけを 盛粧すれば 萌生し誹る 教規の塵を 底極せども 亢進したら 短章が薫る 背向の酒も 私見だけを 閉塞すれば 踪跡し熱る 弔慰の岸を 敬恭せども 洞悉したら 感触が集る 「堕落の情」
2018-05-28 ■ 仄かな交織で 蛍雪を平視し 秘事の金烏に 介意し奔った しかし早成は 蝉噪を提示し 調子の止血で 催告し祟った 細かな奉頌で 閉栓を計理し 驥尾の貧苦に 拝跪し還った しかし悼惜は 天則を整備し 掌裡の智剣で 対向し覚った 「カリオテ」