淡月の灰が
閉口したら
枕席だけを
補足し摂る
安康の釜で
敬畏さえも
移植すれば
降参を織る
反言の滝が
啼哭したら
稟性だけを
塗装し掘る
勧告の泡で
鋭気さえも
起床すれば
鏖殺を凝る
「独裁の肚」
芸術幼女言語の最深部。
或いは美型詩の実験場。
淡月の灰が
閉口したら
枕席だけを
補足し摂る
安康の釜で
敬畏さえも
移植すれば
降参を織る
反言の滝が
啼哭したら
稟性だけを
塗装し掘る
勧告の泡で
鋭気さえも
起床すれば
鏖殺を凝る
「独裁の肚」
妖しき采戯は
支離の違算で
営為を精穀し
総括し織った
仄かな巷説は
繁束を編製し
疲倦の筐裏で
解義が腫れた
賢しき哀辞は
異志の伺察で
生気を曳行し
往還し剃った
細かな法線は
兵争を譴責し
帰結の拍子で
配字が枯れた
「悪き手帖」
賛意の弾で
追思せども
疎植すれば
知悉し痴る
補欠の梱は
危局までも
廃弛させて
牽制を綜る
胆気の鞘で
推理せども
徒消すれば
視診し散る
沽券の星は
悲境までも
乖離させて
貶斥を蹴る
「過重の癇」