ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


次元の琴線は

径の端を歩き

小銭が囁く儘

嘘に擬態する

 

旅は旅らしく

昏鐘を見送り

極地の麓まで

罪を模索する

 

混血の因果は

塔の檻で孕み

手枷が佇む程

神を嗜好する

 

傷は傷らしく

朝凪に頬寄せ

篤疾の底でも

韻に寄生する

 

 

「宿世の種」