小皺が語る

福音な君に

地獄の底で

眩しく頷く

 

永い厭世に

破滅の渦巻

僕は忘れて

空白を編む

 

夜霧が悟る

天国な君に

神坐の陰で

愛しく呟く

 

浄い東雲に

裸足の初恋

僕は薄れて

再会を詠む

 

 

「輪廻想い」