ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


神経病な街で

不発弾は嘆く

核分裂の夢が

深く淋しくて

 

讃美に怒れば

灼熱は磨かれ

正しい炎煙で

脳裏を彩った

 

心配性な雨で

彼岸花は恵む

氷砂糖の嘘が

永く愛しくて

 

甘露に祈れば

終焉は刻まれ

等しい痛覚で

昨日を葬った

 

 

「希薄戦線」