ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


僕の初号機は

誰も救えない

痛む少女にも

手が届かない

 

洗濯物の匂い

常夏の涼風に

騒いだ日々も

遠い嘘のよう

 

苦楽の追憶に

少し誇らしい

神様も精霊も

僕は奪えない

 

淋しい惑星で

罪を嘆いても

泣く暇はない

死海が波打つ

 

 

「ネガの聖書」