ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


光が摩擦して

一瞬で焼ける街

真っ黒な骸骨が

風と共に踊る

 

沈黙だけを愛せ

紫の雲が覆う

干涸らびた砂に

足跡は残せない

 

海は粘度を帯び

湯気は喉を刺す

変質した鳥が

自傷を繰り返す

 

影が残る煉瓦に

指先を這わせる

形を認めたなら

唯一の愛となる

 

 

「光点の骸」