ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


また手慰めて

糸引く指先は

海の味がした

私の奥の奥で

 

恋慕を慰めて

泣き痕辿れば

星の音がした

高鳴るは若さ

 

別れに慰めて

窓の外見れば

雨の色を視た

冬は寂しくて

 

死に際慰めて

思い出騙れば

天は愛を注ぎ

言葉が残った

 

 

「慰撫する女」