2015-01-30 ■ 鬼と祀られて 人をやめたのに 流れる血は赤く 涙舐めれば辛く 悲劇で良いから あの人を許して 一度だけの間違い 恋は香るだけで 鬼は血塗れて 地獄へ堕ちるのに 情に夢を見て 上手に死ねない 人のふりをして 笑顔の稽古をする 禁忌の座敷牢で 愛がただ欲しくて 「鬼の唄」