ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


鬼と祀られて

人をやめたのに

流れる血は赤く

涙舐めれば辛く

 

悲劇で良いから

あの人を許して

一度だけの間違い

恋は香るだけで

 

鬼は血塗れて

地獄へ堕ちるのに

情に夢を見て

上手に死ねない

 

人のふりをして

笑顔の稽古をする

禁忌の座敷牢

愛がただ欲しくて

 

 

「鬼の唄」