ライトポエムの最深部。


或いは美型詩の実験場。


使わないものは

全て海に沈めて

そのさざ波だけを

ただ眺めている

 

トラウマだって

遠くへ流れた

色欲の無粋は

赤く白く染める

 

気休めの言葉は

泡を吐き続け

天使の幻視は

海を酷く沸かせた

 

僕は爪先から

海の底へと歩む

途中で出会う

あの人に謝る為に

 

 

「海中哀歌」